あけましておめでとうございます。

ウッチマンです。

本年もCRAP CLIMBERSをどうぞよろしくお願いいたします。

 

年明け早々、地震、飛行機事故と大変なニュースで幕を開けた2024年。

被災された方、事故に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、このシリーズもいよいよ3曲目の「ボーボー」の回に突入だ。

 

みんな聴いてくれたかしら?

俺は個人的に、この2ndの中で「ボーボー」が一番好きだ。

どの曲も全部いい曲ばかりだが、この曲は曲調、歌詞、メロディー、演奏全てが素晴らしい。

 

ミート君がCRAP CLIMBERSにこの曲を持ってきたのは、2ndアルバムの構想段階に入った頃。

楽曲としては、一番日が浅いのではなかろうか。

「クソしょうもない夢」と「ボーボー」をほぼ同時期にバンドに持ってきて披露してくれた時に、

「この2曲は、絶対2枚目に入れたい!」と思った曲。

そしてメンバーにもその旨を伝えて、練習量もこの2曲の割合を増やした。

(と言っても、レコーディングまでに5回くらいしかスタジオに入ってないけど…)

 

この曲も是非歌詞カードを見て欲しい。

公式HPに載せてあるからチェックしてくれ!

 

「ボーボー」という、一見ふざけたように見えるタイトルだが、

歌っている内容は、実に深く、そして心に響く。

頑張って来た人ほど、グッとくる歌詞だと思うのだ。

 

俺的には、ギターソロの後の、

 

~誰しもが道の途中で 選んできた後悔があって
受け入れて前に進むだけで 無敵になれる出逢いがあって~

 

ここで涙腺崩壊だ。

 

さて、歌詞・楽曲についての感想はここまでとして、

レコーディングにまつわる話をしようじゃないか。

 

このギターは「ウチヤマ製レスポール」1本でいったぜ!

もちろん、ハムをEpiphoneの純正ハムバッカーに載せ替えた「ウチヤマ製レスポール」だ。

しかし、ギターはかなり重ねた。

何というか、重厚なギターロックしたかった。

 

聴いてもらったら分かるが、ギターの音圧がすごいw

バッキングギター2本、リードギターと、おそらく3本くらいトラックを使っていると思う。

 

で、この曲だけ唯一、全てスタジオのマーシャルJCM900を大音量で鳴らしてリアンプしているのだ!

だから、ギターの音の「ゴォ~!!!」っていう感じの圧倒的なジェット機感。

で、ちゃんと聞こえてくるそれぞれのリフとギターソロ。

この辺のミックスはさすがだぜ!ミート君!

●リアンプの様子↓

 

CRAP CLIMBERSは楽曲を持ってきた段階で、

作った人のイメージが既に作り上げられているので、

(ミート君も俺もGARAGEBANDでデモを仮歌まで入れてメンバーに聴かせる)

そうとうスタジオでの仕上がりは早い。

 

また、ギターのコードワークや、リフやフレーズ、

ドラムのリズムパターンやフィル、ベースラインなどは、

それぞれメンバーのアレンジでほぼ決まるから楽しい。

 

しかし、この曲のギターソロは、どんなソロにしようか迷っていたから、

ミート君が作ってくれていたギターソロを参考に仕上げた。

 

「ギターソロ、一応、僕が作ったのありますけど、聴きます?」

 

スタジオでのちょっとした俺の迷いなんかを直感的に察知したのか分からないが、そう提案してくれたミート君。

「おねがいしま~す!聴きたい!」と、

イメージを共有したかったので、即答で答える俺。

 

ミート君が作ったギターソロのメロディーを参考に、

前半オクターブ奏法でのメロディーと、後半にペンタトニックのギターソロをダブルで重ねた。

かなり俺的にエモくてかっこいいギターソロになったと思っている。

 

今回、この曲をマーシャルでリアンプして思ったのだが、

やはりスタジオの機材で大音量でリアンプするのは格別だ。

 

はやくも3作目の構想が俺の中で出来上がりつつある。

次回は、できればスタジオ機材でギターとベースを全てリアンプしたい。

で、今回は重厚でエモい作品にしたかったので、かなりギターを重ねたが、

次回は、ごくごくシンプルに、ギターも2本くらいにして、

オールマーシャルリアンプの骨太なロックアルバムにしたいと早くも思案中。

 

とにもかくにも、今回の「ボーボー」は、

俺のイメージ通りの重厚なギターロックサウンドに仕上がっているので、大満足の1曲だ。

ぜひ、このブログを読んだ後にもう一度、よく聴いてもらいたい。

 

そんなわけで、YouTubeを貼っておきます。

よろしくどうぞ~↓

 

 

ボーボー

作詞・作曲:津田ミート

 

謙遜して へりくだって
ちょっと毛が生えたくらいだって 言うけれど
ボーボー それはすでに ボーボー

タガが外れて 趣味が高じて
見様見真似で 手前味噌だって 言うけれど
ボーボー これはすでに ボーボー

誰しもが心の中に 夢中になれる世界があって
喜びを研ぎ澄ませるだけで 無敵になれる世界になって

ボーボー 誰も ボーボー 彼も ボーボー
みんな ボーボー ボーボー
ボーボー 僕も ボーボー 君も ボーボー ボーボー

挑戦して 失敗して
こんなことできるわけがないって 言うけれど
ボーボー その先はきっと ボーボー


誰しもが道の途中で 選んできた後悔があって
受け入れて前に進むだけで 無敵になれる出逢いがあって

ボーボー 誰も ボーボー 彼も ボーボー
みんな ボーボー ボーボー
ボーボー 僕も ボーボー 君も ボーボー ボーボー
ボーボー 誰も ボーボー 彼も ボーボー
みんな ボーボー ボーボー
ボーボー 僕も ボーボー 君も ボーボー ボーボー
君も ボーボー ボーボー