日本や海外で、英語を母国語とする日系二世(若しくは、アジア系二世)の方々にお会いする機会が沢山あるのですが、ある共通点に氣が付きました。

それは、見た目は、日本人(アジア人)だけれど、日本語を話して育ってきた私達とは、見た目の何かが違うということでした。

 

初めは、はっきりしないけれど、何かが違うという氣がするという程度の、まるで、口髭を生やしていた人が、週明けに髭を剃っていて、何が違うのか分からないけれど、何かが違うと思うという事に氣付く感覚に似ていて…

はっきりと「これだ!」と言える決定的な何かを、掴めてはいないのでした。

 

見た目で私と従姉妹に共通していることは、頬骨が出ていて、顎が張っているということです。

私を尋ねてやって来た彼女を出迎えた後、空港の公衆電話からホテルの予約を取る為に、私が電話を掛けている最中にK国人の男性がK国語(H語)で従姉妹に話かけて来た時、彼女は、何が起こっているのか分からなかった様で、キョトンとして彼を見つめていたのを覚えています。

 

私の家族は、面白みのない?純日本人の家系で、顎が張っている顔の遺伝子が入り込んでいて、私は、K国の方々にK国語(H語)で話しかけられることが頻繁にありました。

そんな、頬骨と顎が主張をしている顔をした私と従姉妹が並んで立っていれば、自国の人だと勘違いをされても仕方のないことだったのでしょうね。

 

英語圏の日系二世(若しくは、アジア系二世)の方々は、頬から顎にかけて、顔つきが私達よりもスッキリしているような氣がします。

 

私は、言語学や人類学等についての知識は皆無なので、確固とした裏付けがあるという訳ではないのですが、今迄、お会いしてきた英語を母国語とするアジア系の方々と、私が生まれて育った日本で出会った、日本語を母国語として育ってきた人達(や主にアジアの言語を母国語として育ってきた人達)とを見比べて、見た目上で違いがある、という事に氣が付いたのでした。

 

そして、中学で英語を学び始めて依頼、英語を話す時に、何故、自分は、ぎくしゃくしながら英語を話すのか、何故、上手に英語の発音が出来ないのかと悩んだ末、英語と日本語では、言葉を発する時に使う筋肉が違っているという事に氣が付きました。

 

日本語のあ、い、う、え、おという文字の発音と英語のa、i、u、e、oという文字の発音をとっても、それぞれは、似て非なるもので、全く同じ発音ではありません。

 

例えば、英語の"a"という文字を発音する時、英語を話したことのない中学一年生であれば、日本語の"あ"の音と同じ発音をしてしまうという間違いをしてしまうと思います。

 

英語には、"沢山の例外"というルール違反があり、一見、英語を学ぶことや、話すことも簡単そうに見せかけておいて、実は、英語を勉強する私達のやる氣を削ぐ材料に困らないという一面も持ち合わせています。

 

発音面での例外が良い?一例です。

前述の英語の"a"の音も、日本語の"あ"の音に近い発音をするかの様に見せかけておきながら、実は、ヤギの鳴き声かというような"あ"と"え"の中間のような音であったり…

(この場合、口の形は、日本語の"え"を発音する形…口を縦には大きく開けずに横に広げるようにして…"あ"という音を出すつもり、音自体は"え"に近い。)

又は、日本語の"あ"を長めに発音するような音であったり…

 

ましてや、英語を教えて下さる先生が日本語訛りの強い方であった場合は、その方の発音を聞いて発音を習う訳ですから、英語を母国語とする方々の発音の仕方とは、違ったものになってしまうのは、仕方のないことでしょう。

 

本場の英語の発音に近づきたければ、本場の発音を習うしか道は無いのではないでしょう。

そして、その第一歩は、本場の発音の英語を聞くこと(本場の英語の発音に耳を慣らすこと)なのだと思います。