火の妖怪をもう少し見ていきます。
<頭を下げる、伏せる>
悪路神の火(三重)
天狗火(静岡、愛知)
じゃんじゃん火(奈良)
<呼ぶと来る>
天狗火(静岡、愛知)
掃部さまの火(高知) ※野火の頁に登場
<鳥が絡むもの>
姥火(大阪)
鬼火(沖縄)
ふらり火
<顔や人が現れる>
姥火(大阪)
二恨坊の火(大阪)
化け火(滋賀)
老人火(静岡と長野の境の山奥、木曽)
<音をたてる>
じゃんじゃん火(奈良)
金の神の火(愛媛、熊本)
大きな火の玉が転がると言うもので「川天狗」と言うのもあります。
そこで、天狗関連を整理すると、
1)別名
天狗火・・・天狗の魚とり
老人火・・・天狗のみあかし
2)天狗関連
川天狗(神奈川、奥多摩) どんな現象か? どうすればいい?
山天狗(神奈川)
天狗礫(大分) これに当たると? 会うとどうなる?
木葉天狗(静岡・大井川) 「諸国里人談」
烏天狗(愛媛)
天狗(和歌山)
空神(和歌山)
ついでに、
―やや紛らわしい―
渡柄杓(京都)とビジンサマ(長野)
川天狗(奥多摩)と川男(美濃)
―同系列―
火の車(京都)と火車(島根、鹿児島)
今回新たに登場した妖怪の数-10
今までに登場した妖怪の数-39
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