さらにこちらも復活

「雨が降ったわけじゃないし逆にひどく暑い夜だ。蚊はしぶとくまとわりつくし、やけに今日はのどが渇くな。一週間くらいたったろうか、靴の中もため込んだ汗がぬめりついて具合悪い。水飲み場まで少し歩こう。」
ぽつんとひとりきり
長かった一日がもう終わるよ
あー愛し、
おこぼれはまだか。
「人様のせこい酒に笑われてはあやかっていたあの頃と、気が付けば何ひとつ変わらない仕草で、食いかけのハンバーグを拾って、むさぼりかじりついていたんだ。」
ぽつんとひとりきり
長かった一日がもう終わるよ
あー愛し、
おこぼれはまだか。
「靴の汚さは思ったよりひどくどんなにこすっても落ちなくて、ふやけた指の皮がずるりと剥けた時、結局私は洗うのをあきらめた。ひりひりとしみる指先は臭い油にまみれ黒ずんで、それでもちゃんとあったかくて、何だか、ほめてやりたい気分だ。こんな有り様でもほら必死に、今日の分のおこぼれをつかもうとして。」
おこぼれは、
まだか。
おこぼれと言います。犬とアイドルと同じ時期に書いた曲っすね。厳密には、こっちのほうが数ヶ月早い。てかわたし、この曲が生まれるまでスランプだったんすよ。いろんなことがあって、曲がまったくつくれなくなっちゃっていたの。
2年間。
歌わなきゃね。