DSO138 調整一段落 | 鶴の一声   de JH2BIZ

DSO138 調整一段落

DSO138 の調整がやっと終わった。
1日仕事だった。
マニュアルが英語であることと、A4裏表いっぱいに書かれていて老眼鏡+ルーペでないとそもそも読めないのである、
まずマニュアル通りに各部の電圧をチェックする。
マニュアルより低すぎて気になるところが数か所あるのでチェックしたら、電源の006Pが7Vちょいしかない。
12V5A の電源があるので7809で9V 電源作ることから始めた。
マニュアルによると200mA程度流れるらしいので念の為にヒートシンクを付けた。
2つあるのは386の低周波アンブにも使いたいからである。
矩形波のヒゲや鈍りをなくしたりするのに振幅と垂直位置の調整が必要である。
スライドスイッチ3個と押しボタン4個をあれこれ押しながらゲイン調整と垂直位置調整をする。
ゲイン調整は直ぐ分かったが、垂直位置調整は難関であった。
波形の下半分が切れてしまったり、上下が画面からはみ出したり、なかなか中央に来てくれない。
おまけに矩形波出力を取り出すのにはんだ付けが1箇所必要なのだ。
画面上にはいろんなパラメーターが並んでいて、SELボタンで選んで+− ボタンで微調整しなくてはならない。
大体どれが+− ボタンなのかマニュアルを見直さないとわからない。
読んでいるうちに、何回か押す場合と、2秒以上押す場合があったりして面倒くさいことこの上ない。
まあ、一回苦労すれば2回目からは大丈夫なんだろうが。
項目を選ぶと、その項目の表示色が変わる。
項目によって変わる色が違うのも慣れるのに苦労した。
垂直位置の調整には垂直位置のマーカーが左側にあって、フォーカスすると青に変わることを知らなくてはならない。このことが分かるのにどれだけ時間がかかったことか。
一応矩形波の角もまあまあきれいになったし、マイクロフォンからの音も真ん中に表示できるようになったから、とりあえず実用上は調整完了としよう。
写真には悪戦苦闘中の画面と、調整後の画面を載せておく。