ソイさんからデートの回数を
減らす提案をされて
びっくり!!
その続きです。
えーー!!!
どうして?
言葉を選びながら
ソイさんが言いました。
おれは息子が幼い頃にヨメと別れて
子育てをしてきてないから
よくわからないけど…
ニクは今、受験生でしょ
すごく大事な時なんじゃないの?
つぐみんの息子が受験生だから
おれは気をつかうよ。
ニクの将来の夢は
高校受験の今から
始まってるんじゃないの?
んー
確かにそれはそうやけど…←頑固
部活とか友達と遊ぶとかで
家にあまりいないし、
いても部屋にこもってるから
私が家にいてもいなくても
変わらないような
気がする。
つぐみんが家にいる
っていうことが
大事なんやと思うよ
この先、
ニクの記憶に残ると思うから。
今のままだと
日曜日は、
うちのオカンは
しょっちゅう出かけてて
家にいなかったなー
って、そんなふうに
ニクの記憶に残ると思うよ。
これを聞いた時、
たとえ会話が激減していても
たとえ部屋から出てこなくても
私が家にいるということが
ニクの記憶に残ること。
それが大切なんだと
恥ずかしながら
彼氏に指摘されて
やっとわかりました。
ずっとじゃないから。
今年は特に大事な年だから
受験終わるまでは…ね
うん
ソイさんの中学時代は、逆。
彼自身が
しょっちゅう
家にいなかった。
親御さんの記憶に
うちの息子は全然家にいなかったー
という記憶を植え付けるほどに。
反抗してご両親に迷惑をかけたことを
後悔しているのかもしれないなと
思いました。
翌日曜は、
郊外へのお出かけはやめて
早めに帰宅することにしました。
え、もう帰る?
うん
ちょっと待ってて!
下処理をしたエビ🍤に衣つけるソイさん。
前にも書いたとおり、私はエビが苦手。
これは…
このエビフライは…
ニクのだよー
そんな彼と
一緒に暮らすまで
あと285日
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これ以外にも昨夜のおかずの残りも
いいからいいからと
全部持たせてくれました。
三十数年前の
反抗期真っ只中のソイさんへ
夜遊びして家に帰らなくて
親に怒られて
大喧嘩して…
毎日大変だねー
でもね、
45歳になったソイさんは
すっかり落ち着いてるよ
今頃遊びたくなった
10歳年上の彼女わたしに
落ち着いた口調で
自分の経験を聞かせてくれて
彼女の息子に食べさせる
手料理まで持たせてくれる
そんな素敵な男性になってるよ✨
彼女はね、
この人でよかったー
って思ってるよ。
早く反抗期がおさまるといいね。
未来の彼女より✉️
このシリーズ終わり。