薪ストーブいいよねー
なんて話しながら、次々と降ってくる
私についての質問に答えていた。
「嫌いな食べ物」のような簡単に答えられるものから「パートナーとはどういう暮らしをしたいのか」というものまで、
椎名くんからの質問が続いた。
私からはあまり訊かなかった。
まだそこまで椎名くんに関心がない。
お菓子を食べながら
私が抹茶アイス愛を語っていると
俺はプリンが好き
シャトレーゼのプリンが美味しいよ
そうなんだー
じゃあ今日「はい!これ」って
そのプリン渡してくれたらよかったのにー笑
そうだねー!
そういうところが50になっても
結婚できてない理由なんやろうな…
気が利くタイプではないことには
気づいていた。
そういうのできる人は遊んでると
思われるかもだから、大丈夫!
わけわからんフォローをした。
紅茶→キャラメルラテ
→生姜紅茶
ねーもう夕方やから
そろそろ帰ろうよ
まだ帰りたくない!
もうちょっと燃やしたい
んーわかった
じゃあ薪持って来て
こんな会話を数回繰り返しているうちに
さらに時間が過ぎてゆき
お腹が空いてきました。
これ以上ここにいるなら
お腹空いたからご飯食べたい!
この家の冷蔵庫空っぽやから
何か買いに行こうよ
会って2度目の人と5時間過ごし
それからスーパーへお惣菜買いに行く。
何度も言うけど私軽い女じゃないからね
はいはい笑
はいは1回!笑
送迎は私の車だしお茶もお菓子も出したし…
言ってもいいよね?
ねーねー
何買ってくれるの?
これが言えるようになった!成長?した!
つぐみさんが食べたいものとデザートも
半額シールの時間帯
2人であれこれ言いながらカゴに
食べ物を入れて行く。
アイスも買ってもらいました
自然な感じなので
たぶん波長が合うんだと思う。
家に帰って食べてお腹が満たされて
またゆるゆる会話をしていたら
突然、
本当に突然、
お願い!!!
椎名くんが拝むようにしながらこう言った。
ハグさせて!
つづく。