以前お話していたギヤポジションインジケーター「GIpro」を導入しましたyo~。



ともりのブログ・・・




このGIpro、詳しく言うとブサ子に対応しているのは「GIpro+ATRE」と言う製品でして

ATREと言う、規制を解除できる機能も併せ持っています。



最近のEFIバイクはそれぞれの地域での騒音・公害防止の為、

各ギヤポジションで異なった点火タイミングになってます。


1~3速で点火タイミングを遅らせる事によりそれらに対応させているのですが

その点火タイミングを遅らせてしまっている低いギヤポジション時に

高いギヤに入っているゾと言う信号を送ってやる事で適正な点火タイミングにし

本来持っているパワーを低いギヤから出せるようにするのがこのATREなんです。



初め、すぐに購入するつもりは無かったのですが、

入手が困難な物ではないのか?とちょっと気になり電話にて問い合わせてみた所

「今は在庫が無いけど4日後に輸入されてくる」との事。

って事は今回入荷分の在庫が掃けてしまったら

次回の入荷もいつになるのかわからないのかぁ…なんて思い

いずれ買うつもりでいたし、近々入荷するなら買っておくか!と

ネット経由で注文したのですが・・・


すぐに返信があり「在庫の確認が取れましたのですぐに発送します」だって。

へ??? さっき、無いって言ってなかったっけ・・・

ん~、まいっか。

注文したら早く欲しいしw


で、翌日には到着ww


あ、ちなみに…

文字表示は赤と青の2種類から選べます。

その物単体で見ると青の方がいいかな?とも思いましたが

僕のブサ子につけた時の全体の色のバランスを考えると
僕の好みとしては赤の方がしっくり来るので赤を選びました。




さてさて、ブツを手にしてしまったらジッとしていられないのが僕の性格。

届いた当日(昨日)、仕事終了後に早速取り付け開始!

昼におにぎりを食べて以来何も口にしていないので

おなかがグーグー鳴ってますけど・・・無視ですw


スズキ車の場合、経験のある人なら10~15分で取り付け可能と書いてありますが…

はっきり言って無理っ!

確かに結線だけの事なら10分も掛からないと思いますが

カウル類を外したり、設置場所や配線の取り回しを試行錯誤してみたり

本体にチョット加工してみたり・・・

20時に取り付けを開始し、終わったのは23時!


2回目ならもう少し速くなるかもしれませんが・・・

あ・・・、「経験のある人なら」ってそういう事?

いやいや、それにしても10分は無理ですよ。



さて、では取り付け記。


まず取り付ける位置を決めました。

ブサ子の場合、ここへの取り付けが推奨のようです。


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タコメーターのレッドゾーンの辺りですね。

確かこの回転域は使う事もないし他に取り付けられる所があまり無いようですが…

もちろん工夫次第で色々な所に取り付けることも可能だと思いますが、

視認性や実際に取り付け可能な場所を考えるとここが無難な場所なのでしょうか。


ただ、僕はここには付けたくなく、メーターの上 センター部分への取り付けを考えていました。

ここですね。


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純正のスクリーンだとメーター上からスクリーンまでのクリアランスがあまり無いので

ここへの取り付けは不可能ですが、

スクリーンを交換してある僕のブサ子の場合はここへの取り付けが可能なようです。

ちなみに本体のサイズはH47.5mm×W34mm×D23mmと結構デカいです。


さて、ここへの設置を決めたのですが、ひとつ問題が。

メーター上部へ取り付ける事を考えると

GIpro本体の底面がフラットでないといけないのですが

なんと元々の本体底面は・・・


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思いっきり底面から配線が出ています。^^;


で、しばし考えました。

やっぱりタコメーターのところに付けるぅ?

ん~・・・

やっぱりそれはどうにも気に入らん!却下。


考えていても仕方ないので、今の状態で付けられないなら

付けられるようにしちゃえばいいじゃん!


ってな訳でチョチョイと加工。


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パチパチとニッパーで背面に穴を延長させそちらに配線を移動。

元々あった穴はホットボンドで簡単な防水処理をば。

これで下処理はOK。

実際の取り付けに入ります。


取り付けるためにはアッパーカウル・左のカウル・シートを取り外します。

ブサ子との接続は、GIproのカプラーを車両本体タンクの下 左側にある

ギヤポジションセンサーカプラーに割り込ませるのと

電源確保のためにバッテリー直、若しくはACC電源から取るこの二箇所だけです。



ギヤポジションセンサーカプラーはここにあります。


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GIpro側のカプラーの形状を見れば同じものは他にはないので迷う事もないと思いますが

念のためにこのカプラーを外した状態でキーをオンにしてみます。

Nに入った状態でメーターのNランプが消えていれば間違いは無いです。


次に、メーターのGIpro設置場所からタンク下のカプラーまでの配線の取り回しを考えます。

メーター周りはこんな感じにし


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あとは左側のフレームに沿ってすでに配線されている既存の配線に沿わせ

一緒にタンク下まで。


ここの接続、手が入りにくい所なのでちょっとやりにくいですが簡単です。


もう一本の電源を取る線はバッテリーのプラス側までぴったりの長さになっているので

バッテリー直で電源を取るなら端子をつけてバッテリーにつないで

配線は終了となるのですが、考えてみると常時電源につなぐ必要は無いんですよね。

むしろ、つないでいるだけで4mA消費するそれは??と思い

キーをオンにした時に通電するテールランプから取る事にしました。


って事で、ここでテールカウルを外しテールランプから取り出した配線を

バッテリー付近まで持って来て、そこで先程の線と結線。

これで配線は完了。



ではではGIpro本体の設置に取り掛かります。


GIpro本体底面にはファンクションスイッチが付いている為

両面テープでメーター上部にべったりと付けてしまうと設定の変更が

不可能になってしまうのでマジックテープで取り付けます。

これはあらかじめ想定されていたのでガッチリ取り付ける事が出来る

マジックファスナーを事前に準備しておきました。


この状態で仮止めをしてカウルを取り付けてみたのですが

GIpro本体にマジックファスナーの高さ(約5mm)が加算された為

なんとスクリーンに干渉してしまう事態が発生!

マジックファスナーの可能な範囲で前にずらしてみるもスクリーンとの

クリアランスはギリギリ・・・


ん~・・・

ステーを使っての設置に変更しようか・・・

でもそれでは仕上がりが美しくないからヤダ。却下。

なんとか他に妙案は無いかメーター周りの観察を開始。


ジーっと見て考えていると一つの妙案が!


ブサ子のメーターは、上側はステーにサクッと差し込み

下側でボルトで止めるようになっています。


要するにメーターの上側が手前に出てくればスクリーンとのクリアランスも広がるので

ステーとメーターの間に何かをかませてメーターを手前に出てくるようにすれば

上手くいくかも?とそれをやってみました。


物置スペースにあるものをゴソゴソと漁る事数分、いいものを見つけました!

3mmのゴム板を発見です。

これを丸状に切り真ん中に穴を開けワッシャー状にしたものをかませてみた所

なんとまぁバッチグーじゃあーりませんか(^^)v


ともりのブログ・・・


この状態でカウルを取り付けてみると、

少々の揺れではスクリーンに干渉しないくらいのクリアランスも見事に確保されてます。

メーターが手前に少し出た事も、カウルの取り付け等に影響ないようです。


完璧です!



取り付け作業はこれにて完了。

さくさくとカウル類を元に戻して設定に入ります。


と、その前に、とりあえず動作確認。

サイドスタンドを上げた状態でキーをオンにして見ると・・・


ともりのブログ・・・

ん~いいです!ばっちりです。


そしてギヤを1速に入れてみると・・・


ともりのブログ・・・

ひゃー、サイコーです!!

反応もとっても素早くタイムラグも全く気になりません。


その後本体裏側のファンクションボタンを使い5速ギヤマップに変更。

ブサ子はこれが最適なようです。



これにて取り付けは全て完了です。

全て終わったのがだいぶ遅い時間になってしまったので

試乗は今度時間のある時にします。


いざツーリングに出発って段階で不具合が起きても嫌なので

その前にはしておかないとね。


点火時期がバッチリになったブサ子は果たしてどんな子に変貌するのでしょうか?

きっと今まで見た事が無かった本当のブサ子はすっごい子なんでしょうね。


とっても楽しみです♪