久しぶりに木工旋盤をやりました。
コバ磨き機のヘッドパーツが1つもなくなっちゃったので仕方なく…。
粉まみれになるので結構腰が重いんです。
まぁ今回はメープル材なので良い匂いでそこまででもないんですが、粉になると臭い木だと地獄です。

しかしこの 木工旋盤 やり始めると楽しいことは楽しいんですがめちゃくちゃ 金がかかります。
この本体とチャック 一揃えだけでも軽く30万円。
これは半業務用機なので趣味なら10万円くらいから。
まずはこれが絶対必要。
でも多分結局振動に強い重い機種に変えたくなる。

研磨機と刃物 (バイトという)ここに写ってるのだけでも20万円超え。
ここまで揃えなくてもできるけど3万円くらいは最低でもかかるし、どうせ増えていく。

後は他の種類のチャック や 細かい 道具などやっぱりここのも20万円。
これはなくてもできるけど、始めたらいつの間にか増えていく。

実際には旋盤に入る前に粗取りするためにマルノコやバンドソーが必要だし、集塵機が無いと粉塵まみれになるし、仕上げの塗装用具が必要なので更に20万円くらいかかるかと。
僕の場合は兼用も多いけど総額100万円くらいですね。
あとは材料も良い木目を狙い撃ちで買うと高いので売るとしても元取るのは容易じゃない。
趣味でやってる人多いけど大体が定年後の趣味か会社経営者の道楽です。

これでもだいたい 作りたいものを作れるという 範囲では最低限に近い レベル なので、専門でやってる人になると この3倍くらいかかるんじゃないですかね。

木の器などを作ってる作家さんが結構いますが、自分がやるとなったら とても やっていけるとは思えないです。
個人の木工家具屋だとか 木工作家というのは普通のサラリーマンくらい稼ぐことが 至難の業だとつくづく思います。
僕も木製道具作家なので、カテゴリーとしてはその部類ですから苦労はわかります。
高いセンスと年間350日働ける意欲が無ければまともに生活していけないので、少なくとも子供に継がせるような仕事じゃないです。
脱サラして飛び込みたい人は野垂れ死ぬ覚悟でどうぞ。

今回はコバ磨き部品と、コテコテしてないツルッとしたチェスが欲しかったので作ってみました。
こういう思い付きをサクッとできるのは本当に楽しいです。
だけどここに100万払うかっていう話ですね。