みなさん、こんにちは。

クラフトメイド協会のはらです。

 

私は、これまでに飲食店に勤めていたことが5年間あり、学生時代のバイトも全て飲食店だというくらい食べることが大好きです!

 

今日もこのブログを書きながら、今日のランチは何を食べようかな、と食べることばかりを考えています。

 

私に限らず、「食」というものは、趣味としてはもちろん、生きていくうえで、誰にとっても欠かせないことだと思います。

 

そんな食事、世界中の誰もが毎日触れるものを全てエシカルなものにしたら、どんなに地球に優しくなるだろうと、ふと考えたりします。

 

そこで今回は、エシカルな食べ物、つまり「エシカルフード」について、いくつか調べてみた。

 

まずエシカルフードとはどんなものなのか、どんなものがあるのかについてご紹介していきます。

 

 

  エシカルフードとは

 

エシカルフードとは、それを定義づける基準として、以下のポイントがあげられます。

・材料がシンプル
・無農薬などこだわりの素材
・食品ロスの削減につながる
・CO2削減の取り組み

このように、一口にエシカルフードといってもさまざまな観点があります。

人によって食べ物を選ぶ際の観点はさまざまだと思いますが、上記の観点のいずれかを採用したとしても、人や地球環境にやさしいものを選ぶことになります。

 

 

  エシカルフードを選択することで解決できること

 

エシカルフードを選ぶことで解決に貢献できる問題はたくさんありますが、ここでは個人的に特に素敵だなと思ったものを4つ紹介します。

まず1つ目が、地球温暖対策です。
エシカルフードの一部である「ヴィーガン」は、肉を消費しません。

肉を消費するためには、大量の牛を飼育することになりますが、この牛が出すゲップの中に、地球温暖化の主な原因であるメタンガスが含まれているため、ヴィーガンによって牛の飼育量を減らすことが、地球温暖化対策にもなっています。

2つ目が、ごみの削減です。
「エシカルフード」の中には、本来ゴミになるはずのものを活用した食べ物や、果物や野菜の皮も含め、食材をきっちり使いきれるように考えられたメニューもあります。

「どんな物を買うか」に焦点を当てることがすべてではなく、「目の前の食べ物をどう使い切り、ごみを減らすか」ということも、エシカルフードの大切な観点の1つです。

3つ目が、人々の健康面についてです。
私は、職業柄食品のパッケージに記載されている食品表示をみるのが好きでよく見ています。ほとんどの食品に添加物が使われており、その大半が加工添加物です。

代表的なエシカル食品は農薬や添加物を使用せずに作られています。栄養価が高く身体への害も少ないので、栄養バランスを整えるのに効果的です。

4つ目が、生産者さんへの配慮についてです。
エシカルフードの代表的なものに、「フェアトレード商品」があります。

フェアトレード商品とは、開発途上国の原料や商品を適正な価格で継続的に購入することで、開発途上国の生産者や労働者の労働環境改善と自立を促し、今ある食生活を持続していけるように配慮された商品を言います。

この「フェアトレード商品」を購入することで、生産者にも優しい食生活を実現できます。

 

 

  最後に

 

今回は、エシカルフードをテーマとしてご紹介しました。

歴史的な背景が違えば、人々の意識や興味を持つ対象も異なります。

日本では、まだまだ「エシカル消費」という言葉自体の認知度が高くありません。
しかし、それがそのまま日本人がエシカル消費の意識が低いということだとも考えにくく、災害大国である日本は被災地の特産物を買ってその土地を応援しようという意識がとても高いです。それもまた、エシカル消費のひとつでもあり、災害大国であるからゆえの先人たちの行動が時代の流れとともに進化している部分かと感じます。

まずは、生きていく上では欠かせない食について毎日の食選びの際にエシカルの観点で意識を少しでも向けることができるといいですね。