カービング・ブックカバー
使用革 : ヌメ革
カービング : 唐草(染め無し)
いつもお世話になっている手芸品店「手毬屋」の店長様からご注文をいただきました(‐^▽^‐)
本当にいつもありがとうございますm(..)m
娘さんへの誕生日プレゼントという事で、ブックカバーをお選びいただきました。
「ブックカバーのこの辺に『シュッシュッ』となんか綺麗な柄を入れ欲しいの」
「ほうほう、こんな感じですか?」(落書きみたいなデザインを見せてみる)
「そうそう!それと娘の名前入れといてちょうだい。デザインはお任せしまぁす!」
打ち合わせ時間、3分~5分(笑)
行きつけの居酒屋で 「大将いつもの!」 って言うのと同じような感じですネ(*゜▽゜ノノ゛☆
・・・少しオーバーに言ってます(笑)
そんな打ち合わせを経てできたのがこちらです。
表にはご要望の唐草カービングを入れました。
裏には柄は入れずシンプルに仕上げています。
ブックカバーはシンプルな作りのものが多いので、レザークラフト初心者の方が作るものとしても題材によくされていますね。
確かに構造はシンプルなのですが、革の厚さ、折り箇所の漉き具合など、細かい箇所にこだわらないと使いやすさ、にくさがてき面に出てくるモノでもありますので、正直言って簡単ではありません。
また、シンプルだからこそ出来栄えがハッキリと出てきます。
というのも、染めをした場合仕上げで色止めをするのですが、これで色移りや色落ちが絶対に無くなるわけではありません。色落ちはまだしも、色移りしてしまうとブックカバーの意味がありませんよね(^_^;)
そういうリスクを少しでも下げるために今回は染めを施さなかったのですが、代わりに仕上げ材を薄く塗った上からグレージング(磨き)をかけていますo(^-^)o
またお客様にもお伝えしましたが、革の繊維の中には油分があります。
使い込むうちにその油分は少なくなっていくのですが、油分が無くなると革は傷んだ状態になり良くありません。でもその油分が本に染みてしまう事があります。
普段なら油分を足してから製作するのですが、ブックカバーに関しては油分を足さずに製作しています。
少し楽観的な考え方ですが。
今まで私自身もブックカバーを使っていて少しの油移りが何度かありました。あまり気にせずに読み切った後、カバーを外して本を置いておくと本に移った油分も蒸発し、今では染みていた箇所がわからなくなっています。
根本的解決には全くなっていませんが、こればかりはヌメ革を使っている限りどうしようもないことですので、ご了承ください。(ヌメ革以外の革でも油移りの可能性はあります。)
う~む、たかがブックカバー、されどブックカバー・・・です(^~^)
ご注文ありがとうございました!!



