鞄 修理&カスタム
最初は・・・
スウェードでできた小さなバックの口にボタンを付けてほしい
という事だったのですが、その日は体験イベント中でボタンなどの小道具を持ってきていませんでした。
鞄自体も「現在使用中」でお預かりできる状態ではなかったので、
「明日もここでイベントやってるから、持ってきてくれたらその場で直せるように準備しときます~」
・・・と約束をしまして、翌日、全然違うビジネスバックを持って現れるお婆様Σ(・ω・ノ)ノ!
・・・なかなか面白いです。
もちろんスウェードのバックもあります(・ω・)/
ボタン付だけだったらその場で作業をするつもりだったんですが、ビジネスバックは時間がかかりそうだったので、お預かりして後日受け渡しになりました。
その修理内容は・・・「だらしのない鞄のマチをシャキッと内側に折れるようにさせてくれ」・・・というものです。
・・・確かに。言われてみればマチが外折りになってしまって鞄のシルエットがだらしがない状態になってしまってますね。。。
マチっていうのは鞄などの側面部分、xyzで言えばz軸、モノの奥行の部分の事です。
この鞄の場合、マチの取り付けを外向きになるような縫い付け方向になってるので、こうなる事はしょうがないのですが、強制的に内向けになるようにします。
分解すればより綺麗に直せるけど金額が高くなるので、分解しない方向で了承をいただき、オペ開始です。
はい、完成!!o(^▽^)o!!
できるだけ新たな縫い目が目立たないような場所を選んで、強制的に内向きに縫い足しています。
マチの側面を縫ってもいいんですが、外部に縫い目が出てしまうのと、革の漉き跡がありその部分を縫うと革の強度に不安があったのであえて底面で縫いました。
裏地の無いシンプルな鞄だったので手直しもしやすくて助かりました。
こういう時に裏地があると簡単に直す事は出来ないので、長く使う事を「手直しをする事」と考えれば、裏地は無い方が鞄の為なのでは?と個人的には考えています。
とりあえず、これでマチが内向きに曲がるようになって、ビジネスバックらしくシャキッとした感じに仕上がりましたヾ(@°▽°@)ノ
だがしかし・・・もう一点。いや数箇所。。言われてないけどどうしても気になる箇所が・・・・この部分↓
使っていると必ず傷んでくる持ち手や本体のコバ部分。
※革の切り口の事を「コバ」と言い、コバを綺麗にすることを「コバ処理」とか「コバ磨き」とか言います。
革の種類によって処理の仕方が変わります。
ええい・・・旅は道連れ 世は情け ここで逢ったが百年めぇ(?)!!サービスでやっちゃいます!!
※マチの補修の前の段階で撮影してます
そんなこんなで鞄修理完成です(o^-')b
汚れを落として、磨きをかけて、WAXでコーティングしてからお渡しします(*^ー^)ノ
ご注文ありがとうございました!!
・・・あ、スウェードのバックももちろん直しましたよ!!





