社会人になって5年くらい茶道を習っていました。
はじめた理由は抹茶と和菓子が好きだったからといった単純な理由です。
季節によっていろんな生菓子が食べられるのが楽しみでした。
ある日、職場の友人がお茶を習いたいと言ってきました。
そして私と一緒に通うことになりました。
友人はもうすぐ結婚して大阪に引っ越す予定でした。
それまでに少しでもお茶の作法などを身につけたいと習い始めました。
(久しぶりに家でお茶をたてました)
友人は習っている途中でメモをとったり質問したりと熱心でした。
期間限定だったこともあるけど、目的意識をもって習っていました。
私は言われた通りにやっていただけで、疑問に思うこともありませんでした。
資格を取るために習っていたわけでもなかったし、学ぼうという意識は強くなかったかもしれません。
私は友人のその姿勢にとても刺激を受けました。
楽しいことをしたい人、何かを学びたい人、資格を取りたい人。
習い事の目的は人によって様々なんだと感じます。
今は私が紙バンドクラフトを教える立場になりました。
人と人が出会う場所だからこそ、楽しい中から少しでも気づきや自己成長が感じられる場所にしたいなと思っています。
お読み下さりありがとうございます。