特別展「アオバトのふしぎ」を見るため
神奈川県立「生命の星・地球博物館」へ行ってきたよ
久しぶりに乗った「箱根登山鉄道」
とは言えこの赤い車両
小田原-箱根湯本駅間しか運行してないそう
なるほどよく見れば、小田急1000形の色違いじゃね?
小田原駅から3つ目の「入生田」駅から徒歩3分
神奈川県立「生命の星・地球博物館」に到着
ここに来るのは2回目
そして前はいつ来たのかすっかり忘れてるくらい
超々久しぶりなのだ
受付ロビーは高ーい吹き抜けになっていて
恐竜の化石などが展示されていた
そんな中、僕の目に止ったのがコレ
2mはあろうかというデカい魚の化石だ
アガッ!なかなか迫力のある顔ツキしてるじゃないか!
ロビーからすぐの展示室でお目当ての
特別展「アオバトのふしぎ」をやってたよ
これは展示室の入り口にあったバードカービングのアオバト
アオバトは丹沢の山中で暮らし
大磯の照ヶ崎海岸に海水を飲みにやって来る
緑色の羽根を持つ不思議な山バトの仲間なんだ
下図の上部(茶色の部分)が丹沢山塊
そこから右下の照ヶ崎海岸へ
途中にある「湘南平」の森や
海岸近くの「エリザベスの森」を伝って
数10羽から多い時で500羽ものアオバトが
毎日移動してるんだって
「アオバトのふしぎ」展を見た後は常設展の見学
1階のフロアでは「地球の誕生」から「生命の誕生」までが
準を追ってわかりやすく展示されてたよ
"アンモナイトの壁"は、化石を含むブロックを組み合せて
幅8m高さ3mに及ぶ巨大な地層面を再現したもの
見ている人たちと較べるとその大きさが分かるでしょ?
実際、そこのアンモナイトがデカいんだわ
僕の手(なんでこんなにデブに写ってんだ?)の大きさが17cmだから
人の頭より間違いなくデカいぞ
一番奥の大きな展示室には
恐竜やマンモスやクジラ類などの巨大な骨が
これでもかっ、てくらい展示されてるよ
ご存じ、ティラノサウルスと古代のゾウさんたちの骨
ゴンフォテリウムは下あごがキバと一緒にシャベルの様になった
古代のゾウの仲間だ
手前は草食恐竜のエドモントサウルス、奥はティラノサウルス
上にはクジラの骨が吊るされてるね
中南米の美しい宝石のようなモルフォ蝶の標本
他にも昆虫の標本は沢山あったな
エスカレーターで3階に上がると
パレオパラドキシアがお出迎え
となりにはデスモスチルス
どちらも古代の水辺の哺乳類なのだが
正直区別がつかねーや(笑)
手前からオオツノシカ、ナウマンゾウ、アケボノゾウ、
奥にデスモスチルスとパレオパラドキシアも見えてるね
3階から見たディプロドクスの全身骨格
デカすぎてここからじゃないと全身が画角に納まらないんだ
骨ばかりじゃなくて剥製も沢山展示されてたよ
これは絶滅したニホンオオカミの剥製
大陸に棲むほかのオオカミと違って
足がとても短いんだね(コーギー犬みたいでちょっと笑える)
「ジャンボブック」なる展示室にあった
スッポンの仲間の化石
甲羅だけで60cmくらい
鍋にしたら何人前になるんだろうかwww
これを見てたところで閉館のアナウンスが
午前中に葉山の美術館でチラシを見つけ
その足で来てみたんだけど
いやはや、なかなか楽しい時間だったな
とにかく巨大な骨格標本や化石が沢山ある博物館なので
子どもはもちろん、大人も十分楽しめるところだよ
しかも上野の科博なんかと違い
辺鄙なところにあるからいつでも空いてるし(笑)
箱根ドライブのついでに
立ち寄ってみるのもイイかもね~
神奈川県立「生命の星・地球博物館」のHPはこちらから↓
http://nh.kanagawa-museum.jp/index.html