毎年恒例、GW後半に行われる

たままん諏訪キャンプに参加すべく

多摩の実家を朝7時過ぎに出発

我が愛車HONDA・PS250は荷物満載

フロントにテント、リアボックスにはキャンプ道具

防水バッグは衣類と寝袋、振り分けバッグに雨具等々

さらに最近激太りの僕を乗せて「超重たいよー!」なんて

悲鳴を上げてそうだな(笑)

 

和田峠を神奈川県側に抜けてすぐ

山々の向こうに富士山がきれいに見えたよ

 

和田峠を下った佐野川集落にある(元)陣馬自然公園センターで

先行するG君・むつき氏・先輩S氏の「設営班」車組と合流

ここで毎年恒例の鯉のぼり撮影会、でも

この日は風がなくて全然泳いでくれず残念な結果と

代わりに下の佐野川渓流でちょっと遊んですぐ出発だ

 

「設営班」車組と再び別れ

僕はいつもどおりのソロツーリングへ

首に掛けたカメラが偶然撮っちゃった一枚は

陣馬街道をR20へ向けて下ってる最中くらいかな?

 

R20で上野原から大月へ抜け、笹子トンネルを通って勝沼へ

いつもなら渋滞にハマりそうな上野原の街中も大月猿橋付近も

あっけなく通り過ぎ、GWとは思えぬ快調な走りにビックリさぁ

上のデッカイ富士山は大月バイパスの出口から

 

勝沼からはR411で石和温泉を抜けて甲府駅方面へ

途中の日川沿いにあった桐(きり)の木に

綺麗な花が咲いてたよ

藤の花を逆さに立てたようなこの花、結構好きなんだ

実はここ、以前にも桐の花の写真を撮ったところだね

「かみやはぎはし」の袂にある木なんだよ

 

甲府の手前、酒折(さかおり)にある「甲斐善光寺」でお参り

武田信玄が川中島の合戦の折

長野の「信濃善光寺」の焼失を恐れ

永禄元年(1558年)に御本尊善光寺如来を始め

諸仏寺宝類を奉遷したことに始まったのがこのお寺さん

威風堂々、金堂の扉

金堂は善光寺建築に特有の撞木造(しゅもくづくり)という形式で

総高27m、総奥行49mという日本有数の木造建築であり

重層建築の山門とともに重要文化財に指定されている・・・んだと

 

昼飯はやっぱりここ

湯村温泉近くのそば処

「神丼」(じんせん)の天ざる蕎麦¥1300

変らぬ味、変わらぬ店構え、変わらぬ店のご夫婦

お客が少ないのも変わらないけど(笑)

これからも末永く続けて欲しいもんです

 

韮崎から先は県道17号「七里岩ライン」へ

そう、風光明媚なこのルートが走りたくて

諏訪キャンプをバイクで行き来してるんだ

沿道に甲斐駒ケ岳をバックに泳ぐ鯉のぼり見っけ

いやはや、イイ感じだね~

 

長坂の酪農試験場横のお花畑は

菜の花で真っ黄色に

スゴイでしょ、黄色の絨毯

でも近々刈られて牛さんたちの飼料になるんだろうな

 

標高の高い小淵沢に近づくと

南関東じゃとっくに終わった山桜が見られるようになってきたよ

ここから先はお花見ツーリングになるんだね

桜好きにとっては嬉しい時間の始まりだぜ

 

山梨県と長野県の境

甲六川を渡ってすぐの畑地にある

美しい枝垂れ桜の並木

枝の隙間から見えてる山は八ヶ岳だ

 

その畑地の近くに咲いてた巨大タンポポ

茎の部分もぶっとくて、どうやら二本が一つに融合したものらしい

何で?そんなことってあるんだね、ちょっとビックリだなぁ

 

富士見町立沢近くの農道から眺める八ヶ岳

ここを通る度、必ず写真を撮る僕だけのスポット

道の奥に山小屋風の赤い屋根の建物が見えるのが

ポイントなんだ

過去何回ここで写真を撮ったことか?

きっと周りの田んぼの農家さんは

「あのバイクまた来たよ」なんて思ってるに違いない(笑)

 

農家の庭先にあった古いトラクターは

Massey Ferguson(マッセイ・ファーガソン)のMF185

60年代から70年代に販売されたトラクターだって

まだ現役で使われてるのかな?

 

こちらは休耕畑に放置された三菱マイサンD1300・・・かな?

敗れたシートや錆びたエンジン

遠目に見ても現役感はまるでなし

だけどそんな様子もなんだか好きなんだぁ

 

県道17号ももうすぐ終わりな

茅野市の農道からの八ヶ岳の山並み

ここは八ヶ岳~北八ヶ岳~蓼科山まで一望できる

パノラマチックなポイントなんだ

右手後ろには甲斐駒ケ岳からの南アルプス

左手にはビーナスラインが通る霧ヶ峰や車山の

高原地帯も見えるんだよ

 

茅野からR20に戻り

諏訪の宮坂醸造前の元町交差点を霧ヶ峰方面へ

ここから始まる坂道を延々駆け上がると

目指すいずみ湖公園キャンプ場だ

途中の地蔵寺の枝垂れ桜が満開だよ

この桜が見られたのはホントに久しぶりなんだ

 

午後5時、いずみ湖公園キャンプ場に無事到着

周囲には見ごろを迎えたオオヤマザクラが沢山

キャンプ参加のたままんの仲間たちは

全員そろっている模様

陣馬街道佐野川で会った「設営班」車組は

R20をひた走り、なんと14:30に着いたんだって

でもこれから夕食の買い出しだと???

そんなの早く着いた意味ないじゃん!!

この人たちはいつもコレ、マイペースを頑なに崩さねー(笑)

(一番に着いて場所取りしてくれたマメシバさんありがとう)

 

カラマツ木立の下が毎回居間&台所タープを張るポイント

その隣に僕は新しいドームテントを張ったんだ

つい最近、アマゾンで買ったこいつは

3~4人用テントとしては破格の¥8380

これまでのモンベル・ムーンライトⅢ型より

断然スペースが広くて快適なんだ

もっとも新興の中華メーカーの品だけに耐久性が心配だけど

年に1回だけの使用ならこいつで充分だろ

 

日没が迫ってきたよ

こんなに余裕で夕日が見られるGWキャンプって初めてかも

10連休で道路の混雑が緩和してくれたおかげかな?

 

キャンプ初日のメニューは焼くだけで済む焼肉!

参加メンバー9人の腹を満たす肉の量ったら半端ないね

しかも今年はゲストに女子大生が二人も参加

女子とはいえ若者は食べる量とスピードが

おじさんおばさん達とは全然違うよ(笑)

 

ひと心地ついて焚き火の世話をするOタカ娘。

ゲストの女子大生二人は彼女のSNS仲間なんだって

Oタカ娘。は小3のときから諏訪キャンプに参加して

大人たちから焚き火の指導をされてきたから

大学4年(!)になった今では立派な「焚き火女子」に成長した

そんな彼女に触発されたか初キャンプのゲスト二人も

「焚き火女子」の仲間入りをすることに

どうやらすっかり「火の魔力」に

憑りつかれてしまったみたいだな、ウヒヒヒヒヒヒヒヒ!

 

僕のテント内はこんな感じ

マグカップはおがさわら丸のオリジナル商品

ヘッドライトはモンベルの品、室内用のライトに至っては

ビーパル5月号の付録「富士山LEDランタン」だ(笑)

それらをバイクのリアボックスに載せ

3シーズン用の羽毛シュラフを2枚重ねにした寝床で

暖かくして寝るワケさ

標高の高いここらは寒いからね、ゆっくりお休みなさいまし

明日は朝風呂みんなで行くどーっ