沖縄一人旅 3日目は
けっこう早くに目が覚めてしまい
いささか寝不足の朝を迎えた
まあでも晴れてるからいいや
小鳥や鶏の声が聞こえて気持ちが良いし
だけどTVからは午後は天気が崩れるとの予報が・・・!
朝日が差し込んできた「風の丘」のバルコニーはこんな感じ
ここは角部屋なので
写真には写ってない左側(東側)にもL字型に
バルコニーが続いてるんだ
その東側を庭から見たところ
大きく育ったブーゲンビリアがわかるかな?
あの辺りまでが僕の使ってる部屋のバルコニーなのさ
いやはや、贅沢だよねぇ
この建物、既存の家の形からはずいぶん離れた雰囲気でしょ?
実はこれ、「風の丘」のご主人のセルフビルドなんだって
詳しく見ると手作り感満載の箇所があちこちにあるんだよ
早朝から「コケコッコー」言ってたのはコイツ
立派なトサカを持つこの雄鶏が鳴いてたんだね
この鶏たちは放し飼いになってるので、庭のあちこちに出没するよ
他にも犬やら猫やら七面鳥やらが気ままに暮らしてるのも
この宿の魅力だな
さて、今日はいよいよ伊江島に行く日だ
以前から眺めるだけで
いつかは行ってみたいと思ってた伊江島
そして伊江島のシンボル・タッチューに登るのが
今回の旅の最大の目的なんだ
本部港をam9時発の伊江村フェリー「ぐすく」に乗って
約30分の船旅の始まりだーい!
フェリー「ぐすく」船内はこんな様子
就航して日が浅いのか、とてもきれいな印象だ
ゴロゴロできる和室スペースが二つしかないのが残念だけど
わずか30分の行程なら仕方ないか
「ぐすく」のデッキから本部港を眺める
ちょうど「A”LINE」の船が入港してきたところだね
九州から島伝いに那覇まで就航してる便かな?
以前、与論島へ行くのに那覇から乗ったことがあったな
ちなみに20年近く前に乗った東京~那覇間のフェリーでは
那覇まで48時間かかったのを覚えているぞ(笑)
往路の30分はほとんどデッキに出て海を見てた
この海域は今時分、ザトウクジラが出るんでね
(結局復路も込みで全く見られず終ったけど)
海は穏やかそうに見えるでしょ?
でも実は
南西の風が強く吹いて風波があったんで
船は結構揺れたんだ
そんなこんなでもう伊江島の家並みがハッキリ見えてきたよ
島に上陸したら早速レンタルバイクを手配して
(那覇で借りたバイクは離島には持ち出し禁止なので)
伊江島のシンボル・タッチューへ向かったのさ
途中まではバイクで登れるとのことで
ここからはいよいよあのテッベン目指して歩くぞー
登山口から頂上までは約15分
でも延々急勾配の階段が続いてて大変だったぁ・・・!
シダの仲間オオタニワタリがいたる所で葉を広げてたよ
見てこの階段!
こんなのが頂上までずっと続いてるんだ
登り始めて3分でもうバテバテだぜ
うっそうとしたジャングル地帯を抜けると
岩肌が露出した崖地へ
さらに階段の勾配がきつくなったぞ
でもあの先が頂上だよ、ガンバレ僕!
ヒーヒー言いながら頂上へ
日ごろの運動不足を嘆きながら
でもこんな景色見たら疲れなんか吹き飛んじゃうぜ
正面からの風が強くて体が吹き飛んじゃいそうだけど(笑)
高所恐怖症の人は絶対無理な場所
「風の丘」のおかみさんも途中までで断念したって(笑)
僕も鎖の柵がなければ足がすくんで動けなかったかも
いやはやしかし、海が青いなーっ!
眼下に見えるはさっきの登山口がある駐車場
その先の海辺はフェリーが停泊してる伊江港だ
頂上を満喫して降りてくると
ジャングル地帯の中に白い花が咲いてるのを見つけたよ
これはクチナシの花かな?
登りはずっと足元を見てたから気づかなかったんだな
駐車場の近くに群生してた
葉っぱがツンツン尖ったヘンテコリンな植物に
綺麗な花が咲いてたよ
その花を見て思った、これはきっとベンケイソウの仲間だね
タッチューから降りて、とりあえず島の東側に向かってみた
途中にいた牛さんは「伊江牛」というブランド和牛らしい
海岸近くの林の中にキャンプ場があるのを見っけ
ここでキャンプして島を楽しむのも面白そうだな
時計回りに島を半周したあたりで出会った仔ヤギちゃん
こんな可愛いのに大人になると
なんで「あんな」になっちゃうんだ?
これがその「あんな」ヤギ
目がマイナスでおっかないよう~
島の西側に向かおうとするも
向かい風が強くてバイクごと飛ばされそう!
もうあきらめて、昼飯を食うことに
海の家のような簡易な造りの店に入って注文したのが
このソーキそば
細麺を使ったこのそばは
店の雰囲気とは裏腹に意外と美味しかったよ
強風のおかげでこれ以上巡るのはつらいので
pm1時のフェリーで帰ることに
またそのうち島に来て、今回周れなかった西側と北側を
ゆっくり巡ることにしようねー