正月明けの世間は仕事始めの日

先輩S氏と南房富浦へ のんびりツーリングに行ってきたよ

朝9:25久里浜発の東京湾フェリーに乗船

空は快晴、海も青し

年末年始の間に相当餌付けされたんだろう

フェリーの後には沢山のカモメが着いてきたぞ(笑)

 

三浦半島越しの富士山

霞んで見えるのは新春ゆえ空気が温んでたからかな?

 

東京湾の中ほどで大型貨物船をやり過ごした直後の1枚

このちょっと前はフェリーの正面に

壁のような貨物船の巨体が迫ってたんだよ

引っ切り無しに船が通る、交通量のめちゃ多い東京湾を

よく無事故で横断できるなぁと感心してしまう光景だった

 

船から降りて房総金谷の地を踏む先輩S氏の後ろ姿

ちなみに彼のバイクは

最近買い換えた中古のHONDA/XR250・BAJA

10年以上前のバイクの割には程度が良い

ちなみに彼は長らくBAJAオーナーだったコトがあるんで

僕的にはS氏=BAJAのイメージが強く

見てて全く違和感ないのがよろしいですな

 

まず最初にS氏と向かったのが

金谷港から北に1kmほどのところにある

岩盤に残るノミ跡が生々しい手掘りのトンネル

出入り口の真上が垂直に10mほども掘られてることから

ここに昇降機などが設置されてたのでは?ということで

旧日本軍の造った壕ではないかと推測

今は表の集落から山の裏側にある

クレー射撃場へ抜けるためのトンネルとして使われてるんだ

 

富浦方面へ向かう途中

安房勝山近くの小さな漁港に寄り道

左に見える小さな島は内房唯一の島「浮島」だ

船に榊の枝が飾られてるのが正月らしいねぇ

港内は水がとても澄んでて

アマモが群生してるのが印象的だったな

 

近くの磯にいたイソヒヨドリ

岩の割れ目から染み出た水を飲みに来たところ

小笠原諸島・父島のウェザーステーション展望台には

やたら人懐っこいイソヒヨドリがいたんで

この鳥見ると妙に懐かしい気持ちになっちゃうんだ

 

堤防の先端でS氏が日向ぼっこ中

そして僕の足元には干からびかけた1匹のフグが転がってた

あれれ?このフグ、ここに来た時には転がってなかったぞ?

その証拠につま先で突くとまだ生きてるじゃないか!?

 

そのまま海に落とすとちゃんと泳ぎだしたよ

とはいえ干からびかけてたこともあって

ゼンマイ仕掛けのおもちゃのような泳ぎ方だな

それにしても一体誰があのフグを堤防に転がしたのか?

僕ら以外に人はいないし

自分で海から飛び上がってきたとも考えられないし

(だってそのときは干潮で水位が随分下がってたから)

もしかしてトンビが

獲ったはいいけど毒のあるフグだと気付いて

空から落としたのかな?う~ん???謎だぁ???

 

先輩S氏のBAJAと僕の原チャリ・ズーマー号

どちらもHONDA、二つの丸目ライトは同じだけど

大きさも排気量も馬力もまるで違う凸凹コンビ

S氏が気を使って後ろで遅めに走ってくれたおかげで

僕は後続車に気を払わずにのんびり走れて助かった

Sさんどうもありがとう!

 

富浦の原岡海岸に伸びる「木製桟橋」は

映画やCM、写真集などのロケで使われてるので

知ってる人も多いかも

桟橋の突端から陸側を見たところ↑

周囲は遠浅の砂の海だけど

桟橋の近くでは結構魚の姿が見られたよ

部分的に木製の桟橋が残ってて

板の隙間から下の海が見えるのが

何だか新鮮で面白いね

満潮時は海面ギリギリになってしまうこの桟橋

何時何のために造られたのか分からないけど

今まで残しといてくれてありがとうって感じだな

 

腹が減ったので館山道館山インター近くにある

回転寿司「山傳丸」へ

 

ここは以前、「YOUは何しに日本へ?」というTV番組で

乃木坂46の高山一実 嬢が紹介してた店なんだ(高山嬢は南房総市富浦の出身ということで、南房総市の観光大使にもなってるのさ)

そんなこともあってか店は大繁盛で

幾つものグループが外で待つ羽目に

僕らも15~20分くらい待たされたかな?

 

腹ペコ限界の14時過ぎにやっと入店出来たので

注文した寿司の写真など撮るヒマもなく

ひたすらガッついてしまったよ(笑)

(ということでレジ上にあった食品サンプル時計で勘弁)

時間が遅かったから品切れのネタも多かったけど

地魚含めどれも新鮮で美味しかったぁ!

最後に味噌汁で〆て腹いっぱい

これで一人2500円ならお得だな

時々行く三浦海岸の「魚敬」だと満腹でおよそ3000円だから

こっちの方が若干安いんだね

また南房総に来た時はここでお寿司食べようねー

 

先輩S氏は夕刻から都合があるとのことで

食後は急いで金谷港へ戻ることに

ガンガン走って富浦から30分弱で着いちゃった(笑)

夕日輝く金谷港の船待ち場には

真新しい大型バイクがずらり

10年以上も前の

しかも小排気量のバイクなんてズーマー号だけじゃん!

何だか思いっきり負けた気分なのは僕だけ?(笑)

 

夕日が眩しいフェリーの船内

けっこうな乗客数だったようで座席はほぼ埋まってたよ

 

久里浜港に接岸し、車→バイクの順に下船

急ぎで帰る先輩S氏とはここでお別れ

楽しい時間をありがとさんでした、お疲れさま~