昨年亡くなった

学生時代の恩師・深沢幸雄先生の追悼展覧会が

山梨県立美術館で開催されているんで

当時、深沢先生に教えを受けた仲間たちと見に行ってきたよ

県立美術館のある甲府までは

中央線の快速「ビューやまなし小淵沢行き」で

オール二階建て車両という「ビューやまなし」は

新宿から2時間ほど、自由席なら乗車券だけで乗れるから

なかなか便利だよね(でも座席がボックス席ばかり、その上リクライニングもしないから快適性にはちと欠けるなぁ)

 

甲府駅でこの日のメンバー(ひつじぐも、はし、HITOMI)と無事合流

甲府駅といったらやっぱこの武田信玄像は外せないでしょ

てことでしばし撮影会の始まり~(笑)

前日までの雨天が一転、青空が嬉しいねぇ

 

バスに揺られること約10分、県立美術館へ到着

美術館門前に「追悼 深沢幸雄展」の看板が

どどんと見えているものの・・・

 

腹が減ってはなんとやら・・・で

美術館前の「甲州ほうとう 小作」で

山梨県の郷土料理「ほうとう」を頂いたよ

直径20cm程の鉄鍋に

独特の幅広平打ち麺と多種の野菜、そしてカボチャを煮込んだ

南瓜ほうとうが基本(かなりのボリューム、これで1人前)

僕が注文したのはそれにカモ肉を入れた「鴨肉ほうとう」だ

他のメンバーは南瓜ほうとう、豚肉ほうとうをそれぞれ注文

汁が黄色いのはカレー味じゃないよ

煮込まれたカボチャが溶け出てるのさ

さらに名物「馬刺し」も追加して、4人でウマウマ満腹だいっ!

 

腹ごしらえの後、改めて山梨県立美術館へ

僕は平成の初めの頃に来て以来だったから

(その時も深沢先生の展覧会だった)

どんな美術館だったかすっかり忘れてる

今回入って思ったのは、間口はごくごく普通の美術館なのに

奥行きがめちゃ広くて超ビックリだったこと

「追悼 深沢幸雄展」と「ミレー・バルビゾン派の世界展」

さらに県内公募展、それに県民グループの写真展も同時開催

いずれも展示室がこれでもかってくらい多いから

全部見るのはマジ大変

途中でベンチに座ってうたた寝しちゃったよ(笑)

 

肝心の「追悼 深沢幸雄展」はもちろん撮影禁止なので

チラシの裏面で勘弁してね

それにしても凄い展示数にビックリだぜ

そして初期の頃から深沢ワールドが炸裂してるのにも感動だ

20歳頃から亡くなる92歳までの約70年間

深沢先生の制作を支えてきたモチベーションって

どこにあったんだろう?なんて考えちゃった

いやはや全く、偉い作家さんに教わったんだな僕らは・・・

「銅版画の詩人 追悼 深沢幸雄展」 10/8まで 

詳しく知りたい人はこちらから↓

http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/

 

館内の展示を見終わったころにはもう夕方

終了の放送を聞きながら外に出ると

芝生の丘の向こうに

(左に見える金属の物体は屋外彫刻「The Big Apple NO.45」佐藤正明)

富士山がぎりぎり頭を出してたよ

山っべりは雲が多くてすぐに隠れちゃった

ラッキーな一瞬に感謝だね

 

屋外彫刻の一つ、フェルナンド・ポテロの「Little Bird」

その上半身の可愛らしさと

下半身のゴツさのギャップにすっかりやられたメンバーたち

奥で「Little Bird」によく似た人が写真撮ってるよ

あの位置から見るとお尻の穴が見えんだよ、スケベだねぇ(笑)

 

美術館からの帰りに乗ったバスは

えっ?!ていうくらい古かったぞ

ほら、シートや天井の照明が思いっきり昭和でしょ?

クーラーもあるけど

これはもとの網棚に後付けしたんだろうなあ

 

甲府駅で降りてそのバスをパチリ

外観からすると昭和50年代製造てところかな?

角目ライトが当時の流行のデザインだもの

「うしろのり」の後部ドアが最後尾にあるのも泣かせるね

山梨交通さんてばモノ持ち良過ぎだろっ!

 

甲府駅でコレは絶対食べたいスイーツだと

女性陣が言ってたのが「信玄餅ソフトクリーム」

これは確かに美味い、間違いなくおススメだけど

かなりボリューミーだよ

このあと全然ハラ減らなくて困ったくらいだもん(笑)

 

帰路は鈍行で高尾まで約1時間半

ボリューミーなスイーツ食べたばかりなのに

ボックス席でオニギリつまみにカップワイン飲んでた女性陣

うーん、一体どこに入るんだろう?

流石と言うか何と言うか・・・ま、これぞ○○○ってやつですな