東京駅に併設の美術館
「東京ステーションギャラリー」で開催中の
「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」を
見てきたよ(^_^)v
この展覧会は一部の作品を除いて写真撮影OKなんで
気に入った作品を紹介しようねー!
相笠昌義「東京駅風景・冬」
多摩美大・油画科で教鞭を執られてた相笠先生の作品は
しっとりと落ち着いた雰囲気の東京駅だ(´∀`)
1993年の制作なら本当のここは人や車であふれかえってるはず
でもそれらをあえて排除することで
この雰囲気を創り出したのだろうなぁ
モノクロの大きな作品は
元田久治「Indication-Tokyo Station」2007年
和紙にリトグラフで刷った版画作品だね
みうたまは学生時代、一応リトグラフを専攻してたんだぜ
なのにこれがリトグラフだとは全然わかんなかった・・・(;´Д`)ノ
この展覧会のポスターにもなってる作品は
中村岳陵の「驀進(ばくしん)」1943年
戦時中の労働賛歌を目的に描かれた作品なんだって
これのポスターをたまたまJR逗子駅で見かけて
「あ、面白そうだな」とこの展覧会に興味が湧いたのさ(*^▽^*)
斎藤吾朗「軽井沢駅物語」1993年
今は無き信越線軽井沢駅(今は北陸新幹線軽井沢駅、しなの鉄道の駅もあったな)の様子を
様々な角度から切り取って再構成した作品だ
立体感のあまりないイラストっぽい画風が
返ってストーリー性を醸し出してる感じがするよ
それぞれの場面に描かれた人々の表情もイイんだよ(°∀°)b
山田純嗣「on the table #201」2005年
写真で見ると解らないけど(正直実物でも解らんが)
制作工程がすごいんだコレ
石膏で作った建物を並べて街並みの様に配し
それを撮影し印画紙に焼き付け
銅板の線を重ねて、さらにコンプレッサーで樹脂を吹き付けてるんだって・・・その労力に唖然、いやはやエライ拘りだねぇ(^▽^;)
「富士をめでる由希子」2001年
作者の渡部満は自分の娘(由希子)を
いろいろな作品に描いてるんだそう
娘の表情と画風から岸田劉生を思い出すのは
僕だけかな?ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
「バルコニーにて1,2 〈Behind You〉シリーズ」2007年 小川信治
この二つの作品、一見写真の様に見えるけど
実は紙に鉛筆で描かれたものなんだってΣ(=°ω°=;ノ)ノ
超スゲーじゃん、マジ卍(笑)
他にも抽象画やピカソの作品など約100点の
東京ステーションギャラリーのコレクションが
手頃な値段(900円)で見られるのでおススメだよ(^∇^)
2月18日(月)まで