金曜日後半は世田谷区の砧(きぬた)公園内にある
「世田谷美術館」へ
多摩センターから成城学園前まで小田急線に乗り
そこからは住宅街を渋谷行きのバスに揺られること約20分
ここ来たのマジ久しぶり
だってアクセス悪いんだもん (´ε`;)ウーン…
いやホント、20年ぶりくらいかも・・・( ゚∀゚; )タラー
へぇぇ世田谷美術館てこんな建物だったんだね~( ´艸`)
そんな久しぶりの世田谷美術館で開催されてるのは
『はらぺこあおむし』で有名なアメリカの絵本作家の
「エリック・カール」展だ(^∇^)
こちらも館内撮影禁止のためチラシで紹介
印刷物としての絵本ではしっかり再現できない
原画本来の色やマチエールが素晴らしい!ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
紙にアクリル絵具で着色したものをパーツの形に切り
コラージュして出来上がった生きものたちが
生き生きしてて素晴らしい!ε=ε=(ノ≧∇≦)ノキャー
それはフォルムがデフォルメされながらもしっかりしてて
その体色や模様、行動なんかもコラージュされた素材から
感じ取ることができるからだろう(≧▽≦)
エリック・カールが本当に生きものが大好きで
しっかり観察してるのがなのがよくわかるよね(°∀°)b
それにしても残念だったのが観覧に来てた親子連れ
まだベビーカーに乗ってるような小さな子どもが飽きちゃって
叫ぶわ這いずり回るわ駄々をこねるわ・・・エェ━(´Д`υ)━・・・
親として子どもに見せたい気持ちはよくわかるけど
わずか1~2歳の幼児に鑑賞マナーを守らせるのは無理があるでしょう?
前編の爺さん婆さんグループよりは遥かに未来があるからまだ許せる(笑)にしても
エリック・カール展は親子連れで楽しめる雰囲気の展覧会にはなってないから
(作品が大人の目の高さに展示されており、しかも光に弱いアクリル絵具塗りなので、かなり照明を落として展示してます)
これから小さな子どもと一緒に見に行こうと思ってる方は御一考願いますm(_ _ )m
色の再現度が思いのほか良かったので
普段は滅多に買わない図録¥2200を買っちゃったよ(*'-'*)エヘ
そしてそしてダメ押しの一発(・∀・)/
日曜日は地元葉山の「神奈川県立近代美術館 葉山」で
『砂澤ビッキ』展を鑑賞だー!(⌒▽⌒)
エントランスにあるこの作品↑だけ撮影OK
ここは葉山の家から自転車で10分弱で行けるんだ
でも一般的に見たらアクセスの悪さは世田谷美術館に負けず劣らず
だから天気のいい週末でも観覧者は数えるほどε-(o´ω`o)
僕的にはゆっくり見れて嬉しいケド、それが良いんだか悪いんだか????
砂澤ビッキは戦後日本を代表する彫刻家の一人
1931年、北海道旭川市にてアイヌの両親のもとで生まれ
1950年代から60年代にかけてモダンアート協会展で活躍し
その後亡くなる89年までの円熟期に制作された作品が
今回の展覧会で展示されてるんだって
ちなみにこの展覧会は本州の公立美術館で初の個展なのだそう
木彫作品23点、そのラフスケッチを含む平面作品48点が
展示されてた中で
僕が気になったのが「風に聴く」(1987)↓だ(°∀°)b
4mほどもあるエゾ松の丸太を船形に彫り
その上や周囲に高さ1mほどの彫像を配した作品で
美術館の展示室丸々一つを使って展示されてた(ノ゚ο゚)ノ
船形の丸太にはチェーンソーで切り倒した断面が
そのまま残ってたり
制作時のノミ跡が一面に施されてるなど
思わず触ってみたくなる衝動を
ひたすら押さえながらの鑑賞だったぜ(・∀・)ニヤニヤ
他には「午前三時の玩具」シリーズ(1985)が良かったな(´∀`)
(残念ながら写真なし)
アトリエの窓の明かりに飛んできた蛾をヒントに
構想されたというこの一連の作品は
蝶番状に作られた脚や翅がホントに動きそうなのが面白いんだ
カラクリを使って「動くこと」「遊べること」がテーマの僕の作品でも
相手に「動きをイメージさせること」を考えてもいいのかも・・・
なんて思わせる作品だったよ(・ω・)b
わずか一週間の間に大小5つの展覧会鑑賞は
自己最高記録更新か?(・∀・)/
まだまだ見たい展覧会がいくつかあるので
また近いうちに出かけようねー(*゚∀゚人゚∀゚*)♪!