父島滞在10日目は充実感たっぷりの一日だった

朝一で鯨見を堪能した後は

島で農業をしている友人夫婦の畑を訪ねることに(´∀`)

コペペ海岸を目指してたのに

道を間違えて行っちゃったのは白砂の綺麗な小港海岸だ( ´艸`)

 

小港海岸の右岸の「枕状溶岩」に開いた岩穴二つ

目指すコペペ海岸はあの穴の向こう・・・って

歩くとひと山越えなならんし

バイクだと扇浦まで戻らなイカンのだ!(´Д`;)

 

ってことでバイクで扇浦に戻る方を選択(*`▽´*)ウヒョヒョ

扇浦からはゴミ処理施設や火葬場の横を抜けてコペペ海岸へ

昔から大好きなコペペ海岸は木陰での昼寝が気持ちいい

でも今日は昼飯を食べに来たんだよ

 

この日のメニューはベントウ屋hitoshiのチキン南蛮弁当なり

島の食材は・・・・うーん、ミニトマトくらいかな?(笑)

 

友人夫婦の畑は小港園地の近くにあるので

コペペ海岸から亜熱帯植物園の中を抜ければ近道だろ?って

そしたら植物園内で「ガラス工房TARA」の看板をみつけたんだ

で、気が向いてちょっと寄り道~(*^o^*)

TARAのガラス製品はお土産にはもちろん島内でも人気の品

僕も島の先生時代に買ったり貰ったりしたコップを

今でも使ってるよ(°∀°)b

 

工房を見学、窯は耐火煉瓦を組んで自作したそう(ノ゚ο゚)ノ

TARAもご主人のことも、もちろん以前から知ってたけど

この工房に来たのは初めてなんだ

ガラス工房っていうと

結構大がかりな窯や施設が必要なのかと思いきや

こじんまりと手作り感満載の様子にちょっとビックリ(ノ´▽`)ノ

 

窯の中で溶けたガラスを見せてもらったよヽ(*'0'*)ツ

TARAの作品は再生ガラス製、材料のガラスは全て島内で

賄ってるんだって話にこれまたビックリΣ(・ω・ノ)ノ!

濃いブルーのコップと二枚組の小皿を

お土産用に買ってTARAを後に・・・

 

若干道に迷ったもののなんとか友人夫婦の営む畑に到着

数週間前に山から連れてきたという仔ヤギがいたぞ

見慣れぬ僕の姿にビビッているところ(・∀・)ニヤニヤ

この子にはいずれ、雑草の処理と糞からのたい肥作りという仕事がまかされるそうだ( ´艸`)

 

夫婦の子どもたちが遊んでいるのは

僕が以前作った「父島生きものパズル」だ

これは小笠原の生き物たちを父島の形に組んで遊ぶ

組み木パズルなんだ(o´・∀・`o)ニコッ♪

もう10年近く前のものなのにほとんど無傷なのは

「家宝」と言って

とても大事に使ってくれてるかららしい。゚(T^T)゚。アリガトウ

 

いつも明るい友人夫婦ヾ(@^▽^@)ノ

後ろの大きな農作業小屋はご主人の手作りだって!

以前は島の自動車整備工場で働いてた彼は

やっぱり手先の器用な人なんだな

この日は屋外トイレのドアと壁を作っていたよv(^-^)v

 

子どもたちが遊んでいるのは

コウモリ除けネットを使ったハンモック、ナイスアイデア!(^ε^)♪

 

基本的に島内消費を考えた野菜作りをしていて

畑はネギやレタスといった葉物野菜が中心だった

そしてハウスの中には真っ赤に色づいたミニトマトが

小笠原では今がトマトのハイシーズン

小笠原のトマトって甘くて最高に美味い

日本一のトマトなんだぜ。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚

 

ハウス内のミニトマトは育ちすぎてまるでジャングル(^▽^;)

その中をこちらに向かって走ってくる娘ちゃんの姿は

まるでトトロの森へ向かうメイちゃんの実写版 ( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

 

小屋の中でシカクマメの種を袋詰めにする作業をしている奥さん

これは農協の売店で意外と売れ筋商品なのだとか(゚Ω゚;)

お土産に袋いっぱいのミニトマトを貰ってお別れ

このミニトマトは次の日曜のたままん花見の会の時に

みんなに食べてもらおうね(°∀°)b

 

宿に戻る途中に見た

日がだいぶ西に傾いてきた境浦の景色(*^o^*)

海から小岩のようにいくつか突き出ているものは

戦争中に座礁した濱江丸(ひんこうまる)という船の残骸だ

僕が初めてこの島に来た27年前には

まだ船の形がちゃんとあって、甲板に木が生えてたんだよ(*_*)

今はエンジン部分とわずかな破片でぎりぎり船ってわかる程度

あと10年くらいしたら完全になくなっちゃうかもしれないね~