潮だまりの転石の下から出てきたこのカニはなんだ?

 甲羅の形や脚の数から判断して

 最初はカニよりヤドカリに近い仲間の

 大型のカニダマシだろうと思ったんだ

 家に帰って早速ネットで検索

 だけどいくら調べてもヒットしないぞ

 もちろん手持ちの図鑑にも載ってないし

 ただ決して珍しい種じゃないことだけは確かなはず

 (以前どこかで見たような気が・・・)

 色々考えあぐねた結果

 別のフレーズで再度検索し直したらやっと出てきた

その名は「イボトゲガニ」


 へぇ、カニダマシの仲間じゃないんだ

 しかもななんと

 あの美味しいタラバガニの仲間なんだって( ̄□ ̄;)!!

 そういえば確かに甲羅の形はタラバガニに似てるよなぁ

 タラバガニと同じく冷水域を好むこのカニが

 相模湾に分布してるのは

 わずかながらも親潮の影響を受けている証拠だそうだ



 アオウミウシはここらでもっともよく見かけるウミウシの仲間

 ウミウシは暖かい海の生き物の代表格だ

 冷たい海と暖かい海のどちらの生き物も見られる葉山の海は

 僕みたいな海洋生物好きにはまさに

 天国だぜ!ヾ(@^▽^@)ノ