明日の花見用に買ったお酒は「浦霞」。
東日本大震災で被災した、宮城県の塩釜市に蔵元がある。
今日、実家の近所のスーパーでたまたま手にしたのがこれだったんだ。
「浦霞」の蔵元・(株)佐浦のHPから一部を抜粋
「本社蔵では地震により仕込蔵をはじめとする土蔵の建造物に特に外壁の崩落が生じ、津波により一部の機械・機具類が浸水し故障いたしました。また1万本を超える出荷前商品や瓶貯蔵酒が破損いたしましたが、幸い貯酒タンクの被害はございませんでした。現在はライフラインも回復し本格的な復旧作業を始めておりますが、今期の酒造りは終了し、本年秋からの新しい酒造期に向けて万全の体制で臨むべく、施設・設備の修繕および整備を進めて参る予定です。」
3年前の08年3月末に、仙台と松島に旅行に行った際、この蔵元がある塩釜にも立ち寄っていた。
その塩釜という町が思いのほか気に入って、あの時歩いた通りとか、お寿司を食べた店だとか、お参りした塩竃神社とかがどうなっているんだろうと、ちょっと気になっていたところだった。
旅行のときにたまたま写真に撮っていた蔵元のお店↑
震災で外壁が崩落したという土蔵がきっとこれ↑立派な蔵だなぁ
そうしてこの店のHPを見たら、上記の一文と震災直後の写真が出ていて、倒壊とか流されたりといったひどい被害は免れたとわかってほっとした。
なんとなく、本当に小さいけれどそこになんだか「縁」を感じた。
このお酒、明日の花見ではしっかり味わって飲ませていただきます。
ps.先日の宮城県沖で起きた震度5強の余震や、今日の強い余震などでまた被害が拡大してなければいいんだけど・・・。塩釜には是非また行きたいので、復興がんばってください。応援しています。