こいつは先日訪れた、佐島朝市のときに会場の生簀にいたアオウミガメ。
写真だとちょっと解かりづらいかも知れないが、甲羅などの赤みが強く、皮膚がかなり黄みがかっている。
以前、某ブログにこのカメの写真が出ていたときに、その色味と「三浦半島の佐島」という場所から、てっきり「アカウミガメ」だと思ってしまったことがあった。
こちらは小笠原・父島の「海洋センター」で孵化・育成されているアオウミガメ。サイズ的には佐島のものとほとんど変わりないが、甲羅は青みがかった茶色で、腹側や皮膚がずいぶん白いのが解かるかな?
僕はアオウミガメってのはこういうものだと思っていたので、佐島の海ガメを写真で見て「アカウミガメ」だと思ってしまったのだが・・・
「アカウミガメ」ってもっと頭が大きくていかつい感じなんだよね。
ちなみにアオウミガメの語源ってその体色からじゃなくて、肉に青い脂身があるからなんだって。
小笠原ではこれ、刺身や煮込みにして食べちゃうんだよねぇ(もっと大人になったヤツね)。刺身は癖も匂いもなくて美味しいよ。煮込みは人によってはダメかもしれないけれど、慣れるとやっぱり美味しい(笑)。卵はゆで卵なんかにして食べる。僕はなんだか抵抗があったので食べたことないけど、カメの卵はゆでても白身が固まらないんだそうだ。
でも佐島でアオウミガメが、しかもこんな幼いカメが獲れるなんてビックリ。小笠原で日常的に見てたから、アオウミガメは南の海でしか見られないものだと思い込んでいたんだけど・・・。
佐島で久しぶりにアオウミガメに遭遇、カメ大好きの僕には楽しいひと時だった