『人生100年時代を生きる』

 NHK番組を観て…


この番組前から、
身近な人の死を目の当たりしたとき
延命処置をするかしないかの
話をしていました。

人間は人工呼吸器や胃ろう・人工透析などで延命出来ます。
(その時の症状で変わるでしょうが…)

テレビでも言ってましたが、
いくら在宅で看取る…と言っても、いざとなると救急車を呼び
病院に運んでしまい
延命に頼る傾向があると。
難しい問題ですよね。
昨日、元気だった人が
突然意識不明となり
病院に頼ってみても、
意識が戻らない…
でも生きてて欲しい…
いつか意識が戻る可能性を信じて…
人工呼吸器をつける
色んな選択があると思います
本人の意思確認(延命処置をしない)が出来ていても、
家族はそれを拒んで
延命処置をしてしまう
可能性もあるでしょう

昔(過去に)…人工呼吸器を外し
延命処置を中断したことが
問題となって裁判になった事が
あります

でも今は、
人工呼吸器を装置したものの
何年も意識が戻らず、人工呼吸器や胃ろう・人工透析の
終末期の患者に対して
本人の意思を尊重し家族などで
良く話し合い
医師チームで検討し…
延命医療の中止の選択も出来るそうです

私は、父の死を
目の当たりにした時に
母からも父親からも
『延命処置はしない』
と聞かされていた為、
その話が出たときに
自然に息を引き取るのを
見守りました。
その時の選択は、
本当に難しいと思います。
でも、私は…その選択で良かったと思います。
どうせ生きるなら、
元気な姿を見続けたいから…
何も話せない…
どんどん弱る父親を
目の当たりにする方が
残された家族は苦しいし、
生かされて嬉しいはずが、
金銭面にツラくなる…という、
悪循環が生まれると思うから。

でも、本当に大切な家族が
その決断を迫られたとき
正しい選択が出来ないかもしれませんよね。

延命処置以外に、
夫婦でも良く話す内容があります。
死んだときに、
臓器提供をするかしないか…
私的には、
臓器提供は嫌なのですが、
旦那は、目以外は提供すると
意思表示しています。
本人の意思を尊重してあげたい
気持ちと私自身の気持ちが
葛藤しています。

生きてるうちに死について
延命について話すことはとても大切だと思います
この番組によって、更に深く考えさせられました。