Jeffのウィーク炎だ―   原発と復興と | cracking my ballsのブログ

Jeffのウィーク炎だ―   原発と復興と

早ぇぇ・・・な・・・一週間。


この前 「Jeffのウィーク炎だ―  痛みのシェア」


を書いたと思ったら、もう週末だ(笑)


今回は、この記事以外に他の2記事もUPした。


ひとつは、


皆の今の気持ちがわかる・・・私に寄せられたメッセージを中心に構成した記事。


もうひとつは、りとるさんのさっさと、前に投稿した記事をUPしろ!とのお叱りから・・・投稿記事を。


りとちんの記事は、写真が私の編集、記事内容はりとるさん原文



前回記事で描いた、ミネラルウォーターの上場会社の株式会社ナックは、私が記事を描いた22日


後、23日、24日でも、1250円から1925円の年初来高値を付けていたぞ(笑)


ちゃんと買った?


私は上がると・・・(笑)ブログで言った手前・・・実際に買うと風説の流布にあたるからな。


もちろん買ってない。(笑)


予測通り・・・


太平洋上のハワイのKilaueaで火山活動が活発になった。


注意レベル・・・オレンジだ。


Psalm・・・チェックしてるか!・・・


カルフォルニア・・・メキシコ・・・そしてフィリピンプレート上の東海・東南海・南海


が極めて危ない状態になった。


気を抜けない。


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眼に見えない恐怖・・・ただちに影響はありません



生活に必需な電気・ガス・水道のうち、首都圏は「電気と水」がやられている。


政府は、安全ですを連呼し、東京都の水をガブガブ飲んでくださいと石原都知事は、自らパフォーマンス


をしてみせた。


「既定値以下です。」


「ただちに人体に影響を与えるレベルではありません」



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とTVの専門家の先生方と政治家は、のたまうが、


まるで、裁判の証人尋問の時のように、後で上げ足をとられないか、被告が用心して答弁するときの仕


方に酷似している。


ただちに影響はない。


ということは、すぐには死にません。と言っているように聞こえる。


政府は、今のジャッジメントのミスを起因として国民に20年後に人体に何かあった場合の保証は絶対に


しない。


そもそも20年後には、その専門家はいないか、または自らが発言したことすら忘れているだろう。


人々の根本的な気持ちは、スーパーやコンビニで売ってもいない・・・見たことも聞いたことない・・ヨウ素


なるモノが一粒子でも入っているだけで・・・嫌だ。ではないだろうか。


ヨウ素は必需品でも嗜好品でもない。


スーパーで、人々の買う様子をうかがっていると


かなりの人が、今まで以上にじっくりと野菜を商品を選ぶのに時間をかけている。


何のことはない、産地はどこか・・・確認している。


野菜に一粒子も付いていませんと言うJAの責任あるシールでも貼ってもらわないと


国民・・・特に、一番は子を持つ親は安心できないのではないだろうか?


20年後・・・大丈夫だとした原子力や放射線科の専門家が「想定外」でしたと今回の地震の予想を全く


できなかった地震専門家の先生達と同様、言うのではないかという保証は全くない。


大丈夫です!


との枝野官房長官の言葉より


「瓦礫の城」と化した原発の映像が持つ説得力にはかなわない。



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あの姿を見て・・・大丈夫と言いはれるやつは、管首相かカダフィぐらいじゃないか。


冷静に行動してください。は有事の際に全く説得力を持たない。


「何をしていいか?」という具体性がないからだ。


経営者は良くかみしめておこう。



欲しいのは詳細な何マイクロシーベルトという情報ではない。


こいつは本当のことを言っている。という信頼である。




 最新の東京電力の原発プレスリリース


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瓦礫の城



いみじくも・・・


自身のネットワークトラブルで、出す予定でなかった今書いている小説の一部がブログ上にUPしてしま


い。

読者のPSALMさんに出てますよ!と


はみちんのごとく恥ずかしい指摘を受けた年初から書いている小説の題名が


いみじくも・・・「瓦礫の城」である。


指摘してくれたPSALMさんにばれていたが・・・


別に何か感じてこのタイトルを付けたわけではないが・・・


巨大なデザスターが襲った瓦礫の地から育った主人公が、起業していく様と戦後の瓦礫の中から巨大


企業を創った老企業家生を生きてきた様を並行して描いている。


若干内容に修正を施している。


なぜか?


今回の震災を連想されるところはカットした。


何か予知があったのか?


分からない。


しかしながら、発表する前に震災があった以上、描いても意味はない。


主人公の境遇をデザスターを受けたとのところを変えた。


震災があった以上、震災を受けた主人公というのはリアルティに掛ける。


もっと普通の境遇に改めた。


完成は?


ゴールデンウイークと思っていたが・・・(笑)


夏の計画停電後・・・?ぐらいじゃないか(笑)


申し訳ない


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サイエンスとジャッジメント


相も変わらずの「蓮舫」が野球の開幕について


「科学的根拠をしめせ!」


と詰め寄った。


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私は、別段、野球のファンでも何でもないので開幕などどうでもいいのだが、レンホウのその答弁は


今回の震災の教訓が全く分かっていないようだ。


 東電の供給地域内電力使用状況グラフ を見れば究極、夜9時以降からナイターを始めれば、電力需


要に影響はない。


蓮舫の言いたいのは、災害の名を借りた自分の意見に全ての国民は従えと言っているように聞こえ


てならない。



人間は生きていくうえで・・・


例えば、科学的にサイエンスで防潮堤の高さを300mにすればいいのか、コストとにらみ合わせ17mに


すれば大丈夫なのか・・・


実のところサイエンスでは答えは出ない。


ある被災者がいた。


妻の一緒に逃げようという投げかけに夫は近くの老人達の安否を気遣い、助けに行って津波にのまれ


て亡くなられた。


仮に、助けに行かずに自らは助かって・・・老人達が皆、流されていたら


「なんで助けに行かなかったんだろう・・・」


その方は、後悔の念に苛(さい)なまされた事であろう。


助かっても助けても・・・後悔がある。


そこにサイエンスなどない。


サイエンスでは図れない。


文学にも似た、生きざまと言うジャッジメントがあるだけだ。


ここ数年で100年に一度の金融危機があり、1000年に一度の巨大地震があった。


200年に一度のスーパー堤防も八ッ場の必要性も消費税も子供手当も、年金問題も


科学や数値うんぬんでなく、未来を見据えた人間のジャッジメントなのでは


ないだろうか?


数値や科学にその根拠を求めるのでは責任逃れの官僚と変わりない。


政治主導とは、ビジョンに責任を持っておこなうジャッジメントに他ならない。


それは統計学ではない。確率の問題ではない。


既定値外だから良い。既定値内だから悪いと判断するのであればレンホウの嫌いなスーパーコンピュー


ターで判断すればよい。


トップの意思決定は何か。


極めて責任は重い。


サイエンスの発想で考え抜いた専門家なる先生方は、連鎖型地震も、原発のメルトダウンも、それによ


る東京都までの水の汚染も全て想定外でしたから・・と一人も予測できず、責任も誰一人として取りそう


もない。


なんでも理屈や科学で推し量れるものではない。


それを今回の自然のジャッジメント・・・神のデザスターダイス(悪魔のサイコロ)が我々におしえてくれた


のではないか?



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海外報道



海外の報道は日本の報道よりも、原発の今を、より深刻に報道している。


この報道により、日本国への観光客はもとより、ビジネス客の出張も含め・・・日本を訪れる外国人の数


は、通年の70%減だ。


同様に元官房長官の尖閣のアホ判断で日本の地位は20年遅れると書いたが、今回の海外原発報道


で日本の観光収入の一兆円近くが吹き飛んだ。


原発の海外メディアの過剰反応は、政府発表の席上に海外メディアを当初入れなかったというミスジャッ


ジがある。


同様にネットメディアの記者も入れなかった。


日本の記者クラブ的な体質と同様、政府のミスジャッジは、何か大切な情報を隠蔽(いんぺい)している


のではないかとの憶測を呼び、必要以上の被害報告を世界に流す要因となった。


今の民主党政府は情報の扱いが下手だ。




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情報過多パニックといい・・・


ボトムアップと言う御用聞き体質は、有事の際のボトルネックになる。


トップダウンに慣れていないトップなのだろう。


リスクを恐れるジャッジの必要性は、平時の時であって、有事の時や躍進の時はリスクを顧みない・・・



要は・・・


責任・・・後でいくらでも取ってやるわ!


と腹をくくる決断が必要である。


もちろん起業したばかりも有事である事は言うまでもない。


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スイスの民間防衛


スイスは永世中立国であるが故・・・いつ何時、隣国や敵国に責められるかもしれないと言う危機意識は


国民に根付いている。


故に、国民は自身の防衛・・・そして生活のリスク管理に怠りがない。


防災の備蓄は半ばスイス国民の義務とコモンセンスである。


選挙で負けたバクボ元大統領が居座っているコートジボアールは、内戦の要を呈し、北部全域は電力


の供給が停止し、同時に稼働に電力を必要とする水道も止まった。


やむを得ない・・・回避不能な自然災害でなく、政治的思惑でインフラがストップしている国は、実は多


い。


アフリカやアジアの新興国での停電などむしろ日常の出来事ですらある。


同様に、アジアで普通に水が飲めていたのも日本ぐらいだ。


日本が今後打ち出せる・・・世界に発信できるオリジナルな「安全」・「安心」は何か?


再考しなければならない。


日常と非日常・・・物差しが少しづつ変わりつつある。



GDP世界第3位の極東の小国に世界は次の安心の定義とは何か?


リスク回避とはなにかということを問いかけているように思う。



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申し訳ない記事が重くなった。


Part2に続く



表紙の写真


http://www3.ktr.mlit.go.jp/arage/blog/hiroba/2007/04/post_26.html