才能が示す可能性 | cracking my ballsのブログ

才能が示す可能性

次の記事を何にしようかと思い悩んでいると・・・・当大学の生徒のPsalm くんから、投稿記事が寄せら


れた。



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優秀かつ、ありがたい生徒で・・・熱心に私を「師匠」と弟子入りを許してもいないのに勝手に呼び(笑)


(実際はうれしいのだが・・・)、本当の自身の起業の事業計画を送りつけ「意見をたまわりたい」!と迫


られる。


面と向かって会ったことはないが、知恵袋以来の旧知の仲間だと思っている。


ネットでの交流も実態社会同様・・・長い時間の経過とともに信頼は構築できるモノと思っている。


前回同様、全文(そのまんま)の、ブログ掲載で行くか・・・と思ったが、


遊び心がわいた。


ただ載せるだけでは、ブログコラボの第2回目だ。少々物足りない(笑)


寄せられた記事に、多少手を加えさえていただき、私の意見をちょこちょこ載せる形式はできないかと思


った。


どういうことか?


他人がありがたいことに、投稿してくれた記事に・・・こともあろうに勝手に意見を加筆し


「対談」形式にしてしまおう。



という無謀な企画だ。



まぁ・・・仲良い・・読者だから加筆修正も許されるだろうという・・・アマちゃんな企画(笑)


対談相手は、この方にしよう。




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そうJACKだ。


Jeffではおバカ過ぎて、対談が成り立たない。


よって、ジャックに白羽の矢を立てたのだ。


記事の題は「才能が示す可能性」


背景として、PSLAM(サラーム)君はある市場の才能ある若者を育て売り出そうとする事業をかなり


具体的に考えている。


事業計画書は過去二度ほど読ませていただいているが、悪くない。


今、その事業計画書ごと、このブログで全公開していいか聞いているところだが・・・(笑)


そうそう自身のアイデアを公開はしないだろう。


答えを待っている(笑)


知恵袋でも私と同様「カテゴリーマスター」にもなっていて、今でも、サボり続ける私とは違い彷徨える質


問者に名回答を描き続けている。北斗珍拳の正当な伝承者を望むチャレンジャーの一人である。


記事は、そんなサラーム君が「今後の社会での個人の才能の可能性について書いている」


それをジャックとの対談形式で今回は検証しよう。





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【才能が示す可能性】   記事題名


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ワンルームマンションから届くもの







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Jack    「今日・・・メディアは多様化を極め、何がネットで、何がマスなのか、それらの垣根はかなり


取り払われている。今までとは逆の現象が頻繁に起こっている。


従来のマス・メディアからネットに情報が流れるという画一的な方向から、ネットで起きた情報発信が、マ


スメディアに取り上げられ、さらにネットのアクセス数を加速すると言う、情報の「ターボ化現象」が各国で


頻繁に見られるようになった。


ネットは、・・・・今まで、ごく一部の関係者しか接することのできなかった、「個人の才能」や「表現の方


法」についてどのような、アプローチを提供してくれると思うかね?


サラーム君?



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PSALM(サラーム)


会ったこともないので、あくまで想像で具体化してみた。



「ジャックさん。。。。ネットの普及は・・・劇的にまでに、個人と言うものに影響を与えてきています。


従来のマスの欲求では、捉えられないようなニーズがネット上では、覚醒し波及してきています。


例えば、




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平日の夜、午前0時を回ったような時間に数千人のリスナーが集まるんです。


JACK  「どこへ?」


http://www.ustream.tv/recorded/11482801?lang=ja_JP



とか。



DJの”つなぎ”にリスナーは最高の気分で身を委ね、感謝の言葉を投げかける。



すごい興奮ですよ。



しかも、この興奮が一般的でない点は、この場所がウェブサイト上であること、 リスナーもすべてインタ


ーネットを通じて参加しているんです。



JACK  「参加?」



PSLAM  「そう・・・ちゃんと参加しているんです。」




「DJも本職ではなく、サラリーマンという日常から帰宅したアマチュアだったりするんです。」



音源はipodを2つミキサーに接続し、ウェブカメラとマイクはPCに繋がっている。


これが毎晩、数千人を集めるライブを支えている機材なんです。。



ツワモノのDJは、更にスカイプを駆使しリスナー参加型の番組に仕上げてしまう。




このウェブサイトは「ライブ・ストリーミング」と呼ばれている。



JACK  「ライブ・ストリーミング?」


PSLAM  「そう・・・ライブストリーミング。」


youtubeなどの動画投稿サイトより更に情報価値の高い…誕生の瞬間を扱うサイト。


しかも“生放送”なんです。」







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「マナ・・いや生!・・・RAWは如何・・・それはいかんよサラーム君



PSALM  「生だから良いんですよ。」





Ustreamニコニコ生放送 が有名です。




しかも、このライブ配信のユーザーコストは0円に近いんです。




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なるほど・・・



WEB1.0の時代は、ホームページを作るだけで単に「ユーザー」をアクセスの一つぐらいにしか扱わなかったな。


しかし、WEB2.0時代には、このアメブロ同様・・・ユーザーが参加者となりパフォーマーにもなりえるわけだ。


単何る一方通行ではなくなると言うことだな。




PSALM  「そうなんです!」





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「才能ある者の日常は変わりつつあるんです!」。



JACK  「気のせいか・・・サラーム君・・・キャラが少しづつ変わってきていないか?・・・


       なるほど・・・・それで・・・crakingにいまだに一人だけアメンバー申請を伸ばされているのだ

       な・・・まだ、恋のM&Aの記事を読めまい!」


PSALM  「なんのことです?」


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  ユーストリームとニコ動の新しい試み


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JACK 「新しい試みと言ってもこう言うことではない。」


PSLAM    「そうでしょう・・・・」


JACK     「うむ・・・」



         「ここにきてニコ動の会員数もかなり伸びてきているようだな。」


PSALAM  「そうみたいですね・」



JACK  「生放送の惑星探査機「はやぶさ」の帰還のライブ中継やマイケル・サンデル(これからの正


      義を語ろうの著者)の来日講義のライブ中継など・・・月間で200件以上のコンテンツを提供し


      出してきたな。小沢一郎の生放送も一般への認知度を上げたようだ。」


      生放送はニコ動では、見れるのは有料会員の特典だ。


      ここで、ニコ動は売上を叩きだそうとしているな。



      一方で、ユーストリームは、2007年から米国で始まった「ネットライブ」という極めて注目され


      るべき配信サービスをやり始めた会社だ。


      日本では、ソフトバンクがユーストリーム・アジアを設立して、浜崎あゆみの元旦年越しライブ


      や宇多田ヒカルの「ワイルドライフ」を流したりと・・・ペーパービューに似た有料配信の成功事


      例を次々と作っている。  宇多田は無料だったが、ユーストリーム側は映像配信料を取った


      と聞いている。



      どちらも、ツイッターや動画の配信時にユーザーがコメントを入れられ・・・まるでライブに参加し


      ているような感覚になるのは特徴だな。



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新たな原動力

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PSALM 「実は、情報発信のコストと併せて注目すべき、もう1つの視点があると思います。」




JACK  「なるほど・・・個人が発表する上でのコストが劇的に下がったのは認めよう。」


       しかし、情報発信コスト意外にもさらに注目すべき点があるのかね?」




PSALM  「それは、無名のコンテンツが認知を獲得するコストです。。」



JACK   「マーケティングコストの激減ということか?」



PSALM  「インターネットサービスの進化は、 無名のコンテンツ=才能の認知獲得コストすらゼロに

        近づけていると思われます。 」



JACK   「なるほど・・・金という面ではコストは逓減してきているな。


        しかし、ユーザー視点で考えると・・・時間コストはかかってきているのではないだろう    

        

        か?」



PSALAM  「そうなんです。」


        「膨大な量の情報に容易にアクセスできる状態では、逆に情報の選定にコストが掛かるん


        です。


        (コスト=作業量や代金、時間を総合的に勘定した総コスト)


        そのため、”必要とされる情報を知っている”ということが価値を持つようになったと思いま    

       

        す。


       例えば、あるジャンルが好きな友人の好みを“知っている”JACKさんは、 そのジャンルの


       新しい楽曲も”知っている”とします。


 JACK  「例えば、Rogerの好みなら簡単にわかる・。しかし、Rogerは、かったるがって新しい曲の


       探究を怠るな・・・」



PSLAM 「そうです。JACKさんは、新しい曲を探求することに優れている。Roger産の好みも知ってい


        る。」


      ここが重要なんです。

  

      Rogerさんに新しい良い曲を紹介する。でも紹介する時に・・・

      


      心の中でその曲が相手を喜ばせるだけの価値があるかを査定する。


JACK  「そうだ。」



PSALAM  「そして・・・査定の結果が良好な場合、貴方はその2つの情報を引き合わせようとする。


        貴方は感謝され・・・社会的欲求を満足させられる。」




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JACK   「まぁ・・・Jeffは分からんが・・・Rogerは感謝するなオレに・・・」



PSALM  「そして、Rogerさんは、さらにその曲を好きなそうな友達の顔を浮かべて・・・」


JACK   「紹介していくってことか・・・・まぁ・・・しかし、Rogerは、友達がオレとJeffしかいない。


       いつも思い浮かべるのはメリッサの顔だけだ。しかも・・・曲の紹介よりも性回(しょうかい)し


       かしておらんぞ・・・あいつは・・・」



PSALM  「・・・ウ・・うん・・・オホン・・・ごほ・・・ごほ・・・」


        「まぁ・・Rogerさんの場合は違っていても・・・これが一昔と違う点は、この伝達の行程がP


        Cやスマートフォンによって 数万人規模で行われるようになったということだと思うんです」


        この伝達…消費者を主体的にとらえるならば、情報の引き合わせは、 友人を喜ばせようと


        いう動機によって連鎖的に引き起こされる。


        つまり、人を喜ばせるような良質な情報は、それ自体が人から人へと伝達される”ベクト


        ル”を持つのでしょう。。


         私はこれを勝手に…認知の拡散バイアスと呼んでます。


         コンセプトのある情報は、それ自体が認知の拡散バイアスを持つ。 このバイアスは自然

    

         発生するものでコストも掛からないうえに、情報の信頼性が高い。



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    「なるほど・・・・認知の拡散バイアグラか・・・・それは効きそうだ。」




PSALM   「いえ・・・認知の拡散バイアス・・・・」



JACK   「しかし、ネットの力はそこまでナイという意見も最近出だしたな。


        放送作家の小山薫堂も、結局ネットの広告パワーよりTVのパワーが勝っていると多くの関


      係者が気付き、最近TVを中心としたマスに広告が戻ってきていると行っているし、


       日テレ会長の氏家齊一郎氏は、雑誌東洋経済で、「地上波が強い日本ではネットなど取る


      にたらん!」と息巻いている。


       
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      論拠は、米国は、難視聴対策でCATVが普及しているが、日本は電波塔が1万5000本もあ   

     

      り、視聴者の元に届ける番組配送網は地上波がNO.1であり、ネットの入りこむ余地などな


      いと喝破している。


      そして、最も重要な点として、現状の「コンテンツ制作力」はテレビ局がNO.1であると言って


      いる。





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PSALM  「コンテンツ・・・」




JACK   「私も・・・コンテンツが・・・最後は勝つと・・思っている。それには賛同する。



        しかし、ネットなど著作権の問題をクリアにしてない違法サイトの塊だとか、平気でのたま


       り、既存のテレビ局は競争が激化しているとか、所詮コップの中の嵐を大げさに行ったり、商


       業放送に偏り過ぎている点は、大いに付ける弱点の山だ。


       1億・・・総日本人・・・最大公約数の望むモノしか提供を許されないマスだからこそ、弱点は


        たくさんある。同様にキー局と地方局の違いなどと言っているうちが花であり、恐ろしく高い


       給与水準や硬直したマネジメント思考・・・じいさんが支配する組織構造・・・ジジイがふんぞ


       り返っている構造がある限り・・・じじいなぞ・・・簡単にひっくり返せる。


       コンテンツの重要性の定義を変えてしまえば・・・時代は変わる。



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こんなクソジジイにいいたいこと言わせている場合ではない。


コンセプト・・・コンテンツの概念を変えてしまえば・・・爺は黙る。




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変化がもたらすチャンス







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PSALM  「 音楽シーンにおいて、無名の個人が生み出すコンセプトある情報…楽曲の躍進は際立っ  

       

      ている。



       同人音楽を例にすると、 特定のコミュニティの内部で生産された音楽が、コニュニティを対象


      に販売され、 そして認知の拡散バイアスによってコニュニティの外に溢れだす行程を取る。


       この行程に寄り沿い、ビジネスを試みているのはドワンゴ社でしょう。


      動画投稿や生放送によって芽を出した…無名の有名人をプロデュースして売りに出している。

   


JACK  「ドワンゴは、既存の音楽業界に風穴を開けようとしていると?」




PSALM  「音楽のデータ化はレコード会社を中心とした構造を破壊したが、 その反面、市場に参加可


   能な者の裾野を恐ろしく広げたと思います。」


   恐ろしく広がった裾野は、例にもれず膨大な量のコンテンツ…情報、作品を生み出し、 それを必要


    としている消費者=そのコニュニティを探している。


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JACK  「コミュニティを探している?」



PSALM 「そう・・・コミュニティを探しているんです。」


     コミュニティ・・・つまり・・・そこで求められる需要とは、情報をソートし、ターゲットを定め、 プロモ


     ーションにより情報に付加価値を持たせ、最適化を行うエージェント機能ではないでしょか?



JACK  「結局・・・従来のマス機能のアソートメント補完じゃないのか?それは?」


PSLAM   「僕は、少し違うような気がします。」


        「この流れは音楽業界だけでなく、個人の才能が活きるすべての業界に当てはまります。


        例えば、システム開発の業界では、旧来の会社形態から、 システム導入のコンサル機能


       を主体として、その下に個人事業のプログラマーを抱え込んだ形態が躍進している。 この会


       社がやっていることは、 顧客の求めるシステムの設計とプログラマーのマッチング、そして   

       

       システム投資の全体最適化です。



JACK   「ちなみに・・・そのシステム概念を日本で最初に考えたのは、crakingだろうな(笑)ある雑


       誌に90年代に取り上げられている。しかもその年のPCエキスポで発表し・・・新聞にまで載


        った・・・概念が早すぎて・・・・ビジネス化しなかったがな。まぁ・・・そんなことはどうでもい


        い・・・・(笑)



PSALM  「音楽と同じように構造転換を迎えている出版業界も同じ流れを迎えるだろうと思います。


        重要なのは・・・個人の才能を世に示す手助けを行うエージェント会社。 」


        良質なコンテンツを自社のコンセプトで取り揃え、市場に示すマーケティング会社。


         個人の才能は中間会社に吸収されることなく、ダイレクトに消費者と結び付くようになる。


JACK   「重要なのは、編集力と言うことかね?」


       すぐれたコンテンツとすぐれた編集力・・・ネットの時代に合わせた。

       


PSLAM  「そこに寄り沿い、最適化した情報的価値を提供する事業に注目したい。


       「ライブ・ストリーミング」で、手元にある音楽データを延々と流し続けているだけの番組があ

      

      る。 youtubeでも入手可能な音源を放送主の趣味で選び、ただひたすら流すだけの番組で

      

      す。 ユーザーは、不思議なことにyoutubeではなく、 コンセプトというフィルターを通したライブ・

 

      ストリーミングでの試聴を選ぶ。 その作用を見逃してはならないと思います。。




JACK  「なるほど・・・これからはエージェント・・・そして編集者の時代だ。crakingが言う情報ソムリエ


       の時代か?」



情報時代・・・・学ぶべきことは多い。



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才能の可能性に・・・・可能性に・・・!



明日を見よう!



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craking 後記



記事投稿  PSALMさんありがとうございます。今回で2回目。


ちょっと趣向を変えてみませたが。。。。


こんな、キャラ設定じゃぁ・・・2度と投稿者が・・・現れないような気も・・・


まぁ・・・めげずに・・・第3弾を送ってくれるとは思います。


ありがと・・・PSALM






m(. .)m


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表紙の写真

http://delirium.ro/index.php?v=portraits




 

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