サポート外になったMacBook Late 2008にmacOS Sierra(10.12.0)を入れたことは、先日アップした通りですが、早速アップデータの10.12.1が出ました。が、一向にAppStoreでアップデータが表示されません。やっぱり無理やりアップデートしてるし、そもそも例のページの方法だとSierraの入手方法自体が少し怪しいし、、、

 

諦めきれずMacRumerなどを検索していると、アップデート方法がバッチリ書いてありました。やっぱり同じ想いの同志は世界中にいたのですね、ありがとう (T_T)

 

ということでAUSEnablerなるものをインストールすると、AppStoreの購入カタログのキャッシュがリフレッシュされて、しっかりと10.12.1のアップデータが表示されるようになります。あとは「インストール」をクリックするのみでアップデートが完了します。

 

使用していて何も不都合がないうえに初期インストールのあっさり具合も印象的。さらにはアップデートも簡単に出来ちゃう状況を考えると、Appleはわざと動作対象から外したのではないかと勘ぐってしまいます。

 

というのも、SierraはGPUやモデムなどの主要チップの一部についてサポートをやめたりSSE4互換CPUを必須条件にしたりとカーネルの刷新を図っているようです。そのためパフォーマンスはアップしているようですが、一方でMacProやMacBookProの2009年モデルに無理やりインストールしてもモデムやUSBポートなどが使えなくなってしまう事例があるようです。そういう上位モデルや後発モデルが動かない状況で下位モデルかつ古いMacBookが対応していることは、製品のラインナップ的に問題になりそうなのは素人でもわかります。そこであえてOSのデバイスIDをマスクして動作対象外にしたと推測されます。

 

8年前の古い製品で最新OSが使えるのは(お財布に)ありがたい限りです。僕みたいにDAWなどの高負荷作業には専用機(MacPro)を用意している場合、ノートPC(MacBook)はネット閲覧やメールが主用途なので性能を必要としません。非公式とはいえ最新OSが問題なく使えるMacBook Late 2008のCore 2 Duoを含めた設計アーキテクチャの優秀さを改めて実感できます。