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今年累計販売台数まさかの9台 ホンダNSX「北米では評価されてる」は本当か? 

https://news.yahoo.co.jp/articles/28f2af8ea952cd16f0cd474199e32576f47bc2ef



ベストカーWeb
 

26年ぶりのフルモデルチェンジとなった「NSX」。  2017年2月の登場以来、早くも3年半が過ぎた。
  ところが、日本での月販売台数が1台という場合があるなど、日本市場では成功しているのか、さほどでもないのか、商品の評価がなんとなくわかりにくい。

  そもそも、初回販売台数100台として、月販目標を示していないこともあるが……。

  ちなみに2020年1月から7月までの累計販売台数はわずか9台!! 驚くのは2020年8月の時点ではすでに2020年の日本割り当て分は完売していることで、いくら何でも少なすぎる。

  では、NSXの製造地であり、NSXの主力販売市場であるアメリカではNSXはどのような存在なのだろうか?

   NSXのライバルとは、具体的にどのようなクルマなのだろうか?

   アメリカにおける、これまでの2代目NSX経緯を振り返りながら、現地の実情をご紹介してみたい。

 文:桃田健史/写真:HONDA、FORD、PORCHE、MCLAREN、CHEVROLET

全米各地で見かける

 

 


 アメリカでのモデル名称は、ホンダ上級ブランドのアキュラNSX。

  ホンダの北米法人であるアメリカンホンダによると、直近の2020年7月のNSX販売台数は15台。アキュラの売れ筋である、コンパクトSUV「RDX」の5317台やミッドサイズSUV「MDX」の4494台と比べると極めて少ない。

  1~7月の累積では、NSXは前年同期比56.8%減の70台。新型コロナウイルス感染拡大の影響で製造工場や販売店が休止になるなど事態は厳しかった。

  だたし、2019年の年間販売台数は238台で前年比40.0%増と大きく伸びている。

  つまり、発売から2年、また3年経っても、アメリカではNSXに対する潜在的な需要がまだ十分あり、アフターコロナで経済活動が回復すれば、今後も販売は順調に維持できる可能性があるといえる。

  実際、全米各地でNSXと出会うことがしばしばある。

  地域別で見れば、筆頭は日系メーカーに対する認知度が高く富裕層が多いカリフォルニア州。シリコンバレーを中核とする北カリフォルニアよりも、南カリフォルニアのオレンジカウンティなどで見かけることが多い。

  その他では、スーパーカーの所有が多いフロリダ州や、自分のクルマを持ち込んで手軽に楽しめるサーキットが多いテキサス州などで、NSXオーナーが多い印象がある。

  こうした各地で見るNSXは、フリーウエイであれ、住宅地であれ、ウォルマートなど大型スーパーの駐車場であれ、社会の風景の中で浮き上がっているようには見えず、なんとも自然にアメリカンライフに溶け込んでいる。

  いうなれば、アメリカンなジャパニーズスーパーカーである。

  こうした商品になることは、2000年代後半から2010年代初頭、2代目NSXの商品企画が進む中で、明確化されていったのだと思う。

椅子から転がり落ちそうになった



2007年のデトロイトショーで世界初公開された「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト」は次期NSXと言われていたがデザインが不評

 


2007年のデトロイトショーで世界初公開された「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト」は次期NSXと言われていたがデザインが不評

 


2007年のデトロイトショーで世界初公開された「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト」は次期NSXと言われていたがデザインが不評



 時計の針を少し戻そう。

  2007年1月、北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)のアキュラブース。世界に向けた記者会見で、筆者は日米欧ジャーナリストとともに最前列でワールドプレミアの瞬間を待っていた。

  ベールに隠されたそのモデルは、次期NSXであると言われており世界から大きな注目を集めていた。初代NSXの生産中止から2年目のことだった。

  ところが、登場した「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト」の姿に、筆者を含めて多くのメディアが驚いた。はっきり言えば、大いに落胆した。

  なぜならば、アキュラ版コルベットと表現したくなるような、見るからにアメリカンなロングノーズスポーツカーだったからだ。

  パワートレインは、V型10気筒エンジンという触れ込み。となると、2005年に登場した、レクサス「LF-A」(コンセプトモデル表記)の対抗馬というイメージが強いのだが、例えコンセプトモデルとはいっても「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト」の雰囲気は、なんともアメリカンな大味だった。

  デザインを担当したのは、ロサンゼルスにほど近い、トーランスにあるアキュラデザインセンターだが、担当者らと意見交換しても、話題はアメリカンテイストといった傾向が強い印象があり、「このまま出したら失敗する」と筆者を含めた多くのジャーナリストが口を揃えた。

  それから5年が経過した……。

日本国内市場で感じたアメリカンテイスト



2012年のデトロイトショーでNSXコンセプトが世界初公開された。同時にNSXはアメリカのオハイオ州の専用施設で生産することを発表


  2012年1月の北米国際自動車ショー。当時の伊東孝紳社長が壇上で「NSXコンセプト」をアンベールすると、場内にどよめきが起こるほど、世界のメディアから絶賛を受けた。

  5年前とはまったく別物、次世代スーパーカーライクなミッドシップ。しかも、パワートレインはリアに1モーターハイブリッド、フロントそれぞれ1モーターの3モーター式だ。

  さらに、場内が盛り上がったのは、伊東社長が製造をアメリカで行うと発言した瞬間だった。

  その後、オハイオ州メリアズビル四輪工場の敷地内にNSX専用となるパフォーマンス・マニュファクチャリング・センターを建設。約100人のアメリカ人が業務にあたっている。

  それから4年8カ月後の2016年9月、兵庫県神戸市を起点とした日本国内メディア向けNSX試乗会に参加したが、その際の印象として「アメリカン人ウケしそうな走り味」を強く感じた。

  その旨を、アメリカの製造拠点から参加したアメリカ人技術者と、本田技術研究所の開発陣にはっきりと伝えた。

  その時点で、筆者の頭に浮かんがライバルは、フェラーリやランボルギーニではなく、「フォードGT」だった。

NSXのライバルは何だ? 



高性能でストリートからサーキットまでこなし、加えて実用性の高いポルシェ911GT3は富裕層にとってNSXのライバルとなる


  では、実際にアメリカでの2代目NSXのライバルは何か?

   2017年から2019年半ばまでは、ポルシェ「GT3」だ。理由は、日常生活での使い勝手である。アメリカの富裕層は、例えスーパーカーでも複数モデルを気軽に乗り換えて楽しんでいるその観点では、「GT3」ユーザーとの接点が大きいと思う。

 また、F1というキーワードで見れば、フェラーリよりもマクラーレンがライバルになる。

  そもそもは、ホンダはエンジン中心、マクラーレンはシャシー中心というヘリテイジとしての違いはあれど、両者の記号性に共通点がある。  価格帯では「570S」などのスポーツシリーズ、加えて新規導入された「GT」がNSXのライバルとなる。

  そのほか、北米での価格はほぼ半値である、新型シボレー「コルベット」へもNSXからユーザーが流れる可能性もあるが、こうしたユーザーはごく一部だろう。

  アメリカ人にとってNSXとは、F1やインディでのホンダレーシングのイメージと、一般的なホンダやアキュラ車に対する安全と安心がバランスよくマッチしたモデルだ。

  ホンダがアメリカで培った信頼という基盤の上で、これからもNSXに対する支持は変わらないように思える。

そぉ~ せば !!!  
  またねぇ~~~~