金曜日は、団地を抜け出し、西千葉にある千葉大学で仕事をする日。


我が家から、少し歩いてお隣団地の幸町まで行くと、

朝、9時37分(始発)のバスは直に西千葉まで行くのです。


それはなんと1時間に1本。一日に8本しか運行しない、いまどき貴重な超ローカルバスなのです。

だけど私にとっては団地から西千葉まで最短コースで行ける貴重な路線。

耳のかゆい所に手の行き届くバス路線なのです。

その名も『団地交通』。





バス停に着くと、すでにじーさん、ばーさんの2人が待ってました。

仲良く、いや少しけんか腰なのか・・・昨日バスに乗ってあそこに行っただろう、いや行ってない、これと同じバスだよ、あーそうかもしれない、などと、話をしていたので、おそらく夫婦なのかな、と。

で、だんなさんは小さな荷車に、空の給油ポリタンクを載せているのでした。


バスが来て、2人が先に乗り込むのですが、2人とも腰が悪そうで、特にだんなさんの方は、一見健康そうなのだが、腰が痛んで体の自由が利かない、といった感じです。

そんなんだと、バスのあの高さまで乗り込むのは至難の業のようで、よっこらしょ、おっとっとっと・・・・

かなり大変そうでした。


何とか乗り込んだ2人はしばらく座り、1キロぐらい離れた場所のガソリンスタンドに近いバス停でよいしょ、よいしょ、と降りてゆきました。





そう、このバスは日常生活に使える市民の足なのでした。

まさに、耳のかゆい所まで行き届いた路線なのだな、と。



団地では、日々の買い物のためにバスで通うお年寄りを見かけます。

たまにタクシーで乗り込み、タクシーを呼んで帰っていく人も見かけます。



買い物ひとつも、お年寄りには一大事となってしまうのですね。





だけど、今日のような天気の良い日は、そんな風にゆっくりとした日常が少しほほえましく思えます。






今日見かけたあの2人、灯油を入れたあと、重たいタンクを持って果たしてまたバスに乗るのか・・・・

バスの中でそんなことを思わず心配しながら西千葉へ向かってしまう、今日の朝のひとコマでした。




あのバス路線、年々本数が減っていくけども、乗ってる人数も毎回10人足らずだけども、それでもぜったい数人は乗ってるし、ちゃんと利用されている。

是非とも来年も再来年も、なくならずに続けてほしい路線です。

がんばれ、団地交通。