福祉の道を共にする、眠れない友 | 梅おにぎりの泡沫日記。

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古典文学を読む特養介護職員。


仲良くさせてもらっている職員さんが

体調を崩して休んでしまった。

本人から私に連絡があり、

所属のグループLINEにも連絡があり。

不眠と苛々があったみたい。

前日、一緒に勤務していたのだけど

苛立ちがあること、

前に働いていた職場でも

苛々していることを注意されて

周りから嫌われてしまったことを

私に話していた。

自分ほんとダメだね…って。

苛々は注意するけど(福祉職ゆえに。)

嫌いになんてならないよ。

嫌われてもいいや、という考えもある

と発言する一方で、

嫌われたくないという本音を抱えて

葛藤している様子だった。

勤務時間が不規則だから

不眠になりやすい仕事ではある。

実際、私も睡眠が安定しなくて

病院で薬を処方してもらっているからね。

強くなくていい。人間だもの。

私も前の職場でいつも苛々してたよ昇天

苛々のコントロールは容易いことではない。

実体験だけど

高齢者によく処方される抑肝散、

じゃあ苛々してる自分も飲んでみるかと

飲んでみた結果、

わずかに睡眠が改善されたものの

苛々は治まらなかったし爆笑

いつも仲良くしてくれている職員さんが

周りから嫌われてもいいやって

自暴自棄になっているのは

とても悲しいことだ。

介護福祉職の人間も、救いを求めているのだ。

高齢者を支える人間が、

心を病み身体を病んでいる。

給料で解決される問題ではない。