山は登るものですが、当然登るだけではなく下りもあります。折角高度を稼いでも下りを見るとガックリと精神的にやられます。そして行きに下るということは、帰りは登らなくてはいけないということです。そういうことを考えると余計な精神的ダメージが増えます。峨眉山は基本的にこれでもか!!というくらい登りの階段なのですが、時折下りがあります。仙峰寺を過ぎて長寿橋に行く道が結構下ります。

それもそのはず。滝にかかる橋なので、丁度峡谷になる部分にあるから。ただ、いつもと違う筋肉を使うのですこしリセットできます。そんなこんなで長寿橋に到着。

こちらは長寿橋の近くにある茶店的な売店。ちなみにこのような売店、約500m~1km毎に所せましと乱立しており、お値段は下界の2~3倍ですが、食糧、飲み物、ジュース他困ることはありません。ライバルのお店が多いため呼び込みも必死です。あるところではレッドブルが15元(下界は6元)ですが、ほかの店では「本日は10元で販売しまーす」と安売り(安くはないけど)したりして、疲れた旅人を誘惑します。ここでもレッドブルと水を購入。左に見える階段を上って行くことにします。雨は降ったりやんだり。でも霧のような感じで体が濡れます。といってもすでに汗でびしょびしょなので気にする必要はありませんが。更に歩みを進めます。

16:20.偶仙寺に到着。ここで雨脚はMAXになり多くの人が休んでいます。そして境内には猿がいて旅行者の荷物を狙っています。持っている傘で威嚇しながらお寺に入ります。

ここも宿泊ができます。
休みたい気持ちもありましたが心を鬼にして雨のなか登って行きます。そしてついに分岐点となる九嶺崗に到着。

16:45.ここで万年寺へ下る道と金頂(頂上)へ向かう道とに分かれています。当然頂上方面に向かいます。

頂上に向かう道に向かい合って売店があります。まるで箱根の金時山の頂上にある2件の茶店みたいに競い合っています。よくよくみるとここの売店でも泊まれるようです。当然ここでも休まず歩みを進めます。
すると廃墟に出くわします。その中でモソモソと動くものがいます。ビックリして中をみてみると

馬が餌を食んでいます。目が光ってて怖いです。足早に通り過ぎていきます。雨もだいぶ小降りになってきましたが、体がすっかり冷えてしまいました。ここでお腹が痛くなってきます。何とかこらえながら次のお寺をめざします。

17:30ようやくたどり着いたのが洗象池。標高は2070m。今までの中でも大きなお寺です。ここでトイレを拝借し身も心もリフレッシュ。山にあるトイレはありがたいですね。

ここで宿泊する人が多いようです。帰依した居士(こじ)は30元(いわゆる仏教徒割引?)から豪華なところで480元/部屋と様々です。泊まってみたい衝動にかられますが、今回の目的は登り続けること。
更に歩みを進めます。駅からここまで8時間30分。稼いだ高度は約1500m。でも頂上まであと高度1000mも登らないといけません。果たしてたどり着けるのかちょっと不安になってきます。