9ページ 日産の発表した電気自動車「リーフ」に関する記事

日産は5人乗りの新型EV「リーフ」を報道陣の前で初めて公開した。10年から年5万台を生産し国内向けのほかに、米国と欧州に輸出する。12年には米国で年15万台を生産する計画。といった記事が掲載されていた。

私が思うに、EVのいま一番の問題は、電池の価格とインフラの整備だろう。それが解決されない限り市場の発展は望めない。また、ハイブリット車のシェア拡大もEVの普及を遅める一因になっている。そうしたリスクのある中、EVの発表をすることに日産の熱意を感じた。
しかし、なぜ今なのか。上述したように、日産はハイブリットでTOYOTAやホンダに後れをとっており、万年3位の座をどうにか覆したい。そこで、2社とは違ったスタンスのEVを発表し、巻き返しを図った。また、日本のEV市場も三菱重工や、富士重工、東京電力などの先駆者により徐々にではあるが広がってきている。そこに参入することにより、ハイブリットよりも費用対効果が大きくなる。等の理由があった。
EVはまだまだ発展途上な技術だが、これからの技術革新により大きく化ける可能性を秘めている。電池に強い日本がこれからのEV市場を引っ張っていくだろう。


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該当記事は『NIKKEI NET内:企業ニュース』にネット記事でも記載されています。