6歳のデザイナー
こんなニュースが流れていた。
カナダの大手おもちゃメーカーが、新人デザイナーを起用していると話題になっている。
なんと!このデザイナーはイギリスに住むイワン君(6歳)の男の子!ビックリ!
100ヵ国以上でおもちゃのブロックなどを販売する大手おもちゃメーカー「メガブロック社」のデザイナーだ
会社には専用デスクもあった。
なんで6歳の子がデザイナーにと自分は不思議と思いながら見ていると、この子の母親がこの会社にイワン君のデザイン画を送ったのが、デザイナーに就任するきっかけとなった。
母親は「イワンが実際には作れないものを描き、改造したり、色をつけたりしようとして、それがまったく新しいものだったから」おもちゃ会社に手紙を送ったのがきっかけだったそうです。
イワン君はメガブロック社のCEOと会談し、正式に会社のデザイナーに選ばれた。
仕事の内容は、デザイン部門で
・ 特に自分の好きな海賊をモチーフにしたのを担当する。
・ 自分のデザイン画をもとに作られた試作品をみながら、デザイナーにアドバイスをする。
天才か!
クリエーティビティー・アンバサダー(創造性、独創的)として、デザイナーの大人たちに対し堂々と仕事をこなしている。
すごい男の子だ!
きっかけを作った母親の存在も一つ、普通なら子供のデザインなんて敬遠されがちだけど、手紙を見てそれを
CEOまで話をもっていった人、堅い頭の持ち主だったらこのようはことは現実化しなかっただろう。
「お客様の声をいかに大事にし、その要望にできる限り応える」
子供だから、大人だからとこだわらず、どこに目を向けたらよいのか、ひょっとしたら自分の足元に答えはあるかもしれない。
子供は素直な気持ちを持っている。
時にはバカ正直で、こまった経験もしばしあった。
素直な気持ちを無視せず、なんらかの結果が生まれることもある。
子供だとバカにはできない。