宮崎駿作

全7巻

1982年から1994年の約12年か~

~序文~
ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は
数百年のうちに全世界に広まり
巨大産業社会を形成するに至った
大地の富をうばいとり大気をけがし
生命体をも意のままに作りかえる巨大産業文明は
1000年後に絶頂期に達し
やがて急激な衰退をむかえることになった
「火の7日間」と呼ばれる戦争によって
都市群は有害物質をまき散らして崩壊し
複雑高度化した技術体系は失われ
地表のほとんどは不毛の地と化したのある
その後あ産業文明は再建されることなく
永いたそがれの時代を人類は生きることになった。

そして
裏表紙をとりはずと

かつて栄えた巨大産業文明の群は
時の闇の彼方へと姿を消し、
地上は有毒の瘴気を発する
巨大菌類の森・腐海に
履われていた。
人々は腐海周辺に、
わずかに残された
土地に点在し、それぞれ
王国を築き暮らしていた。
ー風の谷ー
そこは人口わずか500人、
海からの風によって
かろうじて腐海の汚染から
守られている小国であった。

このマンガ本のカバーを外してページを開くと

この作品の時代背景が、

そしてマンガ本を裏返すと

物語りの主人公の背景を

語っています。

お話は

主人公ナウシカの成長記でもあり

それによって、成長した人々の話

あまりにも残酷な真実を知って、

どう行動するか、

そして、最後に好きなセリフを

「ちがう!いのちは闇の中のまたたく光だ」

おわり