鯨統一郎作

両作品とも、短編の歴史ミステリーです。

歴史ミステリーでは、実際に論争されている事をたくさんの文献を調べ、

そこから独自の推理により、裏付けをする?

と思っていましたが、これは・・・・・・・


カウンターバーで酒のつまみの様に歴史問題を扱ってとても軽~く、面白く話を進めます。

半可通には、更なる半可通への道しるべに、

素人にはへ~そうなんだと思わせる、お話です。

これで歴史に興味を覚えて・・・・

なんて人が出たら凄いな~


邪馬台国~での取り扱っているのは

ブッタ、邪馬台国、聖徳太子、明智光秀、明治維新、キリスト

このラインナップを見ると、タイトルの邪馬台国と明智光秀は

何となく何を言いたいのかは判るが他は???だよね。

新・世界~での取り扱っているのは

アトランティス、ストーンへイジ、ピラミッド、ノアの箱船、始皇帝、ナスカ、モアイ像

とスタンダードな事柄を扱っていますが、結論は・・・・・

歴史に興味がある人は一読の価値がありだと。

この作家はこの他にも

タイムスリップ~シリーズがあり、またこれが微妙で

いいですよ。

そして、最後にカシスシャーベットを・・・・

おわり

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)/鯨 統一郎

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