お雑煮には、土地ごとの特徴があるといいます。
それぞれの風土にあった具が入り、文化的な背景を受けて独自のスタイルができるから でしょうか。
我が家で普段食べているのは、多分、関東圏で最も一般的なスタイルのものです。
かつお出汁に、焼いた角切り餅、鶏肉、小松菜、京人参、煮しいたけ、サトイモ を入れ、
最後に柚子を浮かべます。
今年は、3日目に 九州地方で食べられているという ぶり雑煮 に挑戦。
曽祖父母の出身が九州なので、祖母の実家(今も祖母の兄の家族が住んでいます)では、お正月といえば ぶり雑煮。それを食べて育った祖母 そして 小さい時からたびたびこの家に出入りしていた父も、その味が忘れがたく、時々思い出しては 「あぁ、池田(祖母の実家がある場所)のぶり雑煮が食べたい・・・」 とつぶやくのです。
私も、小さい頃に一度だけご馳走になったことがありますが、味は殆ど覚えていません。
母も 一度か二度頂いただけなので 舌の記憶が定かではなく、、、そんなわけで、池田の家に電話をしてレシピの確認をしていました。
出汁は、昆布 と かつお でとったすまし汁(+しいたけの煮汁?)、
具財は、ブリ切り身、湯掻いた丸餅、大根、京人参、煮しいたけ、そして 本当は "かつお菜" という九州地方でしか栽培していない菜っ葉を入れるところを小松菜で代用。
野菜類は、本当は、縁起もの ということで 全て丸く切るそうです。
お正月だし 縁起を担ぎたいのは山々ですが、残念ながら、家に 丸く切った具をきれいに盛り付けられる大きさのお椀がないため、今回は諦めました。
盛り付ける際には、最初に 生の大根を丸く切ったものを、椀底に置きます。
"敷き大根" といって、とろけたお餅が お椀の底にくっつかないようにする工夫のようです。
具財を形よく盛り付け、出汁を注ぎいれて、完成。
具財の味が沁みわたり 出汁の旨みが最高!!
とても素朴な味わいです。
母曰く、来年は 今年の反省点を生かして "本格的に" お正月メニューに取り入れるのだとか。
よろしく頼みます。

