私の実家では、一年中 "鍋" をします。


しゃぶしゃぶ、すき焼きは年中、でも、主役となる具財によっては季節限定のものも。

たとえば 鱈、あんこう、ふぐ、、、そして、鴨。


我が家の鴨鍋は、本鴨を使うわけではなく 合鴨肉を使うので、実際のところは冬でなくても食べられる(と思われる)のですが、、、毎年 11月23日の夜、父の友人家族が家に集まって皆で鍋を囲むのが長年の慣例になっていて、私にとって鴨鍋は、冬の訪れを感じさせる まさに"風物詩" のようなものなのです。


鴨鍋のポイントは、なんといっても出汁! 具と一緒にスープを沢山頂くのが美味しさの秘訣なので、母はいつも寸胴鍋にいっぱいの出汁をとっています。


普通 鴨鍋 というとどういう食べ方をするのか、私はよく知らないのですが、我が家のやり方は、京都出身の親戚のおば様から伝授されたものらしいです。


具財として用意するのは、主役の鴨肉の他、水菜、しめじ、長ネギ、湯葉、おもち です。

水菜は、火を通すので、生のままサラダで食べるような柔らかいものよりも、株のしっかりした"京水菜"が向いていると思います。
合鴨肉
水菜・しめじ

長ネギとおもちは、予め 網で焼いて焼き色をつけておくのがポイント。

おもちは焦がし過ぎると、お鍋に入れた時に出汁を濁らせる原因になってしまうので、要注意。
焼ネギ・焼餅


鍋の中でグツグツ煮込むことはせず、煮立っている出汁にお肉と野菜をサっとくぐらせる感じ。

お肉に火が通ったら(色が程よく変わったら)、もう食べごろ。


出汁も一緒に器にとって、酢橘をたっぷり搾って頂きます!!


美味!!


最後は、肉の旨み、野菜の甘みが染み出たお出汁を使って、おじやを作ります。


味付担当大臣

写真は、最近お気に入りのお塩を使って、味の最終調整をしている父。

こういうことには、本当に真剣。


で、こちらが出来上がり。

塩加減も丁度良く、おいしかったです。
おじや完成


ちなみに、このお茶碗は、母の陶芸作品。

手に持った心地もよく、色もきれいです!!