本物のウサギの毛皮を使った巨大な看板!? | オーストラリア ニュージーランド 撮影コーディネート会社 撮影コーディネーター|CPインターナショナル

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 ニュージーランドのピザショップ、ヘル・ピザ(Hell pizza:地獄ピザ)が、ウサギの肉を使った新しい味のピザを開発し、その宣伝のために新たな広告板を作った。その巨大な看板には、本物のウサギの毛皮が敷き詰められており、ショッキングであるとして物議をかもしている。





 相次ぐ抗議に対し、ヘル・ピザ側は、ウサギは確かにかわいいが、ニュージーランド、特に南島の環境を破壊する害獣だし、皮はプロのなめし業者、肉は地元の食肉加工会社から仕入れていて、材料調達も倫理的に問題ないとすぐに反論した。


 ヘル・ピザは1996年創立。イギリス、韓国、カナダ、インドなどに支店がある。2006年にはバーガーキングを持つフランチャイズチェーンに身売りした。ヘル・ピザはこれまでにも、衝撃的なピザの販売や宣伝方法で度々論争を招いていた。


 2008年には、バットマンのジョーカー役として知られる俳優の故ヒース・レジャーとクイーン・マザーが墓石の上でダンスをしている自社広告について謝罪した。


 ヘル・ピザの社長、ベン・カミングは、ウサギの肉は低カロリーで健康的、ほのかな風味があって美味で、ピザのほかの食材ともよく合い、万人の口に合うと思うと言っている。害獣を減らすためにも、環境上持続可能なことだという。というわけで、今日でもニュージーランドではウサギピザは提供されている。
(本文:カラパイア)


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