オーストラリアがエコに対して大きく取り組んでいますが、各州でも州をあげて取り組んでおります。
今回は、アデレードのある南オーストラリア州のエコについて、アデレードの現地情報誌「U遊アデレード」からご紹介いたします。
●南オーストラリア州は2009年5月4日 ”Zero Waste SA(南オーストラリア州)” を提唱し、レジ袋廃止の法律を施行。
提供した販売店には$5,000の罰金が科せられる。
州としてレジ袋規制をおこなったのは、南オーストラリア州がはじめて。
他にも南オーストラリア州のみの取り組みとして、
●ビン、缶、ペットボトルのリファンド制度
●ソーラーパネルの設置には州から補助金が出るなどがあります。
(ちなみに雨水タンクにはオーストラリア政府から補助金が出ます)
●またアデレード市内には、アデレード市内、ノースアデレードを巡回する無料バス「アデレードコネクター・Tindo」が走っているのですが、こちらのバスは動力の100%を太陽光発電でまかなっている世界初の公共グリーンバス。
こちらのバスは、オーストラリア政府とアデレード市役所のプロジェクトのもと、$550,000の費用と8年の歳月をかけて2005年に完成。1年で70,000キロワットの発電能力があり、30トンの二酸化炭素を削減している計算になる。(ちなみにバスの名前である「Tindo」は、アボリジニ語で「太陽」を意味する)

●また、新しいエコプロジェクトとして、野菜くずの有機ゴミ(家庭ゴミの40%)を減らし、温室効果ガスを減らす目的で、2008年12月8日より1年間のプロジェクトを立ち上げた。Bio Basketと呼ばれる野菜くずを集めるカゴ、コンポストを利用し、有機ゴミ削減を目指している。
これからもオーストラリアのいろいろなエコをご紹介いたします。
オーストラリア & ニュージーランド
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