これも昔の話で、そうやな・・・・・、メールと言うのが普及する前だったと思いますからかなり昔の話。

メールの代わりに、当時はテレクラ(テレホォンクラブ)をやりまくってた時に出会った既婚男性でした。

優しさには自信のあったと言ってましたね。

本人が自負するだけあって、電話中の会話しても嫌味の少ない、真面目で堅実そうなイメージを持ってました。

既婚者やけど、いい人?っぽそうだったので逢う事にしました。

いざ、逢うとなんとその顔と姿形は殿そっくり!

年まで一緒。

違う点はメガネをかけてると言う点だけ。

彼は、奥さんとも仲良しで週に何回かHもしてたのですがそれだけは物足りなくて、別に付き合ってくれる特定の彼女を捜していました。

顔と姿形は似てるけど、不特定多数でヤリまくってた殿は違い、不特定多数は嫌いだとも言ってました。

逢って、まず喫茶店で一緒に朝食をとりつつ、色々と事情聴取され、早速気に入ったのか、欲求不満だったのか、ホテルへ行きました。

部屋に入ったまでは良かったんやけど、急に私は不安と嫌気が差して来て、既にベットインして私を待っている彼の前で嫌だと、帰りたいと泣いてしまいました。

それをみた彼は

彼:「嫌なら仕方がない 帰るろう」

結局、何もせずホテルを出ました。

私:「ごめんなさい」

彼:「いいよ 気にしなくて 嫌がるもんは無理に出来ないから 駅まで送るよ」

そう言う状態なら、無理矢理ヤラれていてもおかしくないのに、あえて手を出さなかった彼は本当にいい人でした。

真剣に彼女を捜していたんですよね、きっと・・・・・。

私の事は本当に気に入ったみたいだったので、もしHをしていたら関係が続いた事でしょう・・・・・。

私があかんかった。

すでに私の心には殿がいたから、ふと殿の顔が頭に浮かんで拒否ったんだと思います。

駅で別れた後、殿に電話

私:「○○駅 男の人と逢ってたんよ 今から逢える?」

殿:「まさか 男に振られたんで俺に電話け!何 してんのな!俺は今忙しいんよ!もう切るぞ! ほなね!」

ガチャ・・・・☆

切られてしまいました。

この当時はまだ嫌われた頃だったんで、扱いもそんな程度でした。
勿論、拒否ったんでその日で終わってしまいました。

いい人だっただけに、ちょっとおしい気もしたけど、既婚者やし、これで良かったと思っています。

(^-^)