※今回のブログはワンコが殆ど出てきません。
興味の無い方は飛ばしてください。
また、フィクション75%でご覧ください。
続きです。
我々はお客さんの工場に入った。
とても親切に迎え入れてくれ、
偉い人達と挨拶できた。
持参したお土産を渡し、お礼を言って
夕方お客さんの工場の玄関を出た。
工場長「いやあ～楽しかったねゆづゆくん。
しかし、後頭部が急に痛くなる時が
あるんだ。脳外科に行った方がいいかな？」
俺「早く行った方がいいですよ。
大事な身です。何かあったら困ります」
突然、客に変な事を言いそうになる
工場長の後頭部を引っ叩くスリッパを
持参してきて本当に良かった。
俺たちは再度車に乗り込む。
工場長「じゃ、駅まで頼むよ」
工場長とは宇都宮で別れることにしていた。
工場長はここに泊まり、明日新幹線で
東京の展示会に行くことになっている。
俺はここから、群馬の伊勢崎に向かい
宿泊。翌日、現地の客先へ
行くことにした。
工場長「宇都宮餃子！餃子！ウワッホウ！」
俺「餃子もいいですが、宇都宮はカクテル
とJAZZの町なんですよ。知ってますか？」
工場長「知っとるよ君！馬鹿に
するでない。ちゃんとカクテキと
ジャムも食べるつもりだ」
俺「脳外科より耳鼻科に行った方が
いいですよ」
俺は駅に着くと、ロータリーで工場長を
蹴り飛ばし下した。これで自由だ。
工場長は「ここどこ？ここどこ？どうやって
ホテルに行くの？ママ～」と叫んで車を追い
かけてきたが、ぶっちぎってやった。
やっと煩いのがいなくなった。
俺は東北道から北関東道を抜け
伊勢崎に向かった。
夕飯は地元のスーパーだ。
地方の色々な特徴が出るので
スーパーは好きだ。しかも夜は安い。
安定の東横インへチェックインだ。
しかし何時もながら、酒の量が多い。
「足りないと不安」って人は一生、
ダイエットと減酒は出来ないそうだ。
何時も残って家に持って帰る。
ゆっくりしていると、突然自分が
揺れだした。
「ん？まだそんなに飲んでいないが・・
ついに高血圧で死ぬのか？今日薬のん
だっけ？」
あんらまあ。ほんとに地震だったのね。
8Fなんで結構揺れたわ。って、宇都宮の方
が揺れてるしｗｗｗ工場長どうしてるかな。
後日、会社に戻り聞いたが、泊ったのは
9Fだったそうだ。餃子の食べ過ぎで腹を
抱え、地震どこじゃなかったらしい。
あれだけ宇都宮で有名な「みんみん」か
「正嗣」に行けと行ったのに「餃子の王将」
へ行ったそうだ。「さすが本場！空いてて
旨かった」と言っていた。
俺は、流石に王将は京都ですよとは
言えなかった。
知らない方が幸せな事もきっとあるはずだ。
翌朝は快晴だった。
早速無料の朝食を食べ、客先へ向かう。
お昼まで打合せをし、外に出て外気温に驚く。
27℃・・4月にか。流石グンマ。
もう1件のお客さんへ向かう。
青空に緑が映える。ばえ～ぃ
車内なら暑くない。快適！ふぅ！ふぅ！
あ・・そういえばお昼は食べたかの？
ばあさん・・・
有名なパスタ屋で食べようと思っていたのに
全ての店舗を通過してしまっていた。
「なんで我慢してたの俺。仕方がない
道の駅に寄ろう」
パスタの口になっていたが、
食べたいのが無く、しょうゆラーメンにした。
んんん～そうきたか。なるほど1150円か・・
カップラーメン飯〇商店(みすず飴じゃないよ)
が食べたくなるラーメンだった。
道の駅は大きいし新しい。
平日でもそこそこ人がいるし、
BBQできるコーナーや鮮魚センターもある。
そして、貸バイセコーもあった。
これは休日は混雑するだろう。
最近道の駅が増えたよね。
順調に客先をクリアーし、帰路につく。
会社で自分の車に乗り換え帰宅。
俺「ただいまぁぁぁん～みろぉぉぉん！」
ミロ(誰や？見た事あるな)
ミロ(ん～思い出せへん）
ミロ(お！チチやないか！)
ペロペロペロペロ
熱烈歓迎を受けた俺は
昨日買いすぎた酒とつまみを出し、
「やっぱり家が一番だな！」
と寛ぎ始めた。
人妻「洗濯物、洗い物、米研ぎ、お風呂洗い
全部とっておいたから。感謝しなさい」
ああ・・仕事があるってことは
幸せだなあ・・・
読んでいただき有難う御座いました。
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