東京都内で北朝鮮と中国の混成特殊部隊がテロ活動を展開し、それに立ち向かう自衛隊の情報分析官を描いたエンターティメント小説だが。人物描写や戦闘シーン等々がかなり詳細に描かれていて読み応えがあった。
これらを読みながら、安保法案に関するデモのニュースがラジオで流れていたのを聞いた。
戦争が出来ること、参加すること、行かせること、兎に角、戦争には反対。安保法案にも僕は反対。
但し、この小説のようなことがもし起きた時に、この国は、国民はどうすればいいか、危機管理とは何か、国を他国の侵略やテロから守ることとは何かを感情論ではなく、冷静に考えなければいけないのではないか。デモに参加した人達の思いは分かるが、こういうことが起きた時、彼らはどうするのだろう。聞いてみたい。
麻生幾原作「宣戦布告」を映画で観た時、古谷一行扮する総理大臣の一言が蘇る。
「この国は、まともにケンカも出来ないのか。」
この原作と映画も、「ゼロの迎撃」と同様な内容だった。