オレはクロスケ。
日曜日は朝方の雪は止み
昼から太陽はキラキラと
光線をはなつ。
ご主人様は駅前のヒマラヤ桜の下に
ある草を刈りに行く。
雑草はカラスノエンドウである。
花壇のふちに集まっている。
冬場は刈らないで残す。
草が地表をおおっていることで
土が凍ったり地温が下がったり
乾燥したりするのを防いでいる。
雑草は花壇の守り神である。
残念ながら春の花の生育に
邪魔になるため刈ることにする。
少しサッパリした。
草刈りから帰って来た
ご主人様とオレはジャラシで遊ぶ。
オレはコタツ布団の真ん中に寝転んで
ジャラシをつかみひっくり返る。
オレは雑草ネコとして
のらりくらりと生きていく。