オレはクロスケ。
オレは忍者。
姉上様の布団に忍び込む。
姉上様の介護用ベッに一度は登って
みたいもので登ってみると
ご主人様に見つかりこっぴどく
しかられた。
そこでオレは色々考えた。
ご主人様の目をかすめて姉上様の
布団カバーと掛け布団の間に入り込む。
ベッドカバーが乱れている
事に誰も気が付かない。
オレは
中でゴソゴソしばらく歩くが苦しい。
目がくらむ。どこにいるのか
分からない。
カバーがガバッと開き
中からオレが現れる。
決して姉上様をおどかすためではない。
忍者は
掛け布団とカバーの間をなん度も出入り
する事が楽しいのだ。