父の遺作 | cpc54320のブログ

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前回主に倉庫にあった油絵を
整理し作品集を制作しましました。
まだ本棚の上に重なり合う作品がありました。ぱっと見は習字の練習用紙かなあと
下ろしてみると1960から80年代のデッサン画でした。
そして思いがけない絵が出てきました。
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絵をカバーするよう何枚も習字用紙が
貼られてます。
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用紙を外すと絵が出てきました。
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1984年大学病院で腎臓移植のドナーとして検査入院し動脈造影検査後に虚血性心筋梗塞を発症し脳死状態になった病室での母の絵が出てきました。
鼻、口の管は書かれておらず眠っているようです。
母の死で我が家はまるで太陽のない世界となり20年後当時の医師から真実を聞かされるまで私は苦しみました。
父の苦しみはその後の絵が物語ってます。
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おまけですが右端の女子は私です。
50年前近所の子供たちと遊んでいる一コマです。絵を描く父の顔が浮かびます。
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ボーとしたピンク色ですが彼岸桜が満開です。
時々、この桜は気が早いねと言われます。
これは彼岸桜ですよ来年も3月に咲きます見てねと伝えます。