金曜日、彼の舞台を観に行った。
初日も観たのだけど、テーマが重たくて。
脚本と演出をされている方は独特の世界観のある方で。
わかりやすいかどうかといえば
どちらかといえば、すぐにはわかりにくいタイプのお芝居かも。
でもその空気とかにおいとかは、とても好き。
この日のチケットは大好きなお友達・品子が当ててくれた
今回一番のミラクルシート。
ホントにありがたい事!
新大久保で品子とMマネージャーと待ち合わせて
いつものファミレスで早めのランチ。
冷たい雨が降る中、マネは来る前にいろいろあったらしく
「雨まで降って今日は本当に最悪だ」とずーっと言ってて。
この舞台で気分が変わればいいけどなあ…と願いつつ、
近況や妄想バナシに花を咲かせた。
品子はいつもいろんな話をしてくれる。
その時々の自然な話題でついついこちらも引き込まれる。
もちろん私の話も、ちゃんと目を見て相槌を打ちながら
最後まで聞いてくれて
感想や、正直な意見を言ってくれる。
とにかく信頼できる女性。
妻・嫁・母・そして女性としても、実にナチュラルにこなしていて
ものの感じ方や人との関わり方が私にとっての理想系。
ちゃんと居心地のよい隙も持ってて、それがなんとも言えず魅力的なのだ。
思いがけず、その品子から
「ちょっと早いけどお誕生日おめでとう!」と
可愛い花束をもらった!
今日は一緒に舞台を観られて、
それだけで幸せ気分いっぱいだったのに、
さらに嬉しいサプライズに感激!!!!!
好きなスイートピーやガーベラがいっぱい入ってて。
持ち歩くの大変だっただろうに…。
お祝いしてもらえる幸せをしみじみとかみ締めつつ、
いざ出陣!
席についたら、初日とはまったく違う舞台の見え方に
ちよっと圧倒されて。
どんなふうに見えるんだろ…ってドキドキ。
でも両脇に心強い救護がいてくれるから
安心して観られた(笑)
最初観た時にはつかみきれなかった登場人物全員の、
ひとりひとりが「今感じている「ここ」での生活」についての
思い(それが意識下でも無意識でも)も
あれから自分なりにいろいろ思いをめぐらせて
今日はすんなりしみてきた。
当たり前の世界で、
何の疑問もなくただ繰り返される毎日の中で
静かに澱のように溜まっていく「閉塞感」。
気づかないふりをしていたけど、自分の中にそれを見つけてしまった時に
どこへもいけない事にも気づく。
でも「ここではない、どこかへ」って思う気持ち、
なんかわかる。
今日は彼が演じた「とある千葉郊外の魚屋の次男」の心も。
心に同じ「夜の海のような真っ暗なもの」を見てしまった
隣の人妻の心も。
それに呼応するように惹かれていった気持ちも。
寄り添えるようにわかった気がして。
そしたら、いいようもなくせつなくなってきて
初めてポロンと涙がこぼれた。
ふと気が付くと、
隣の品子も涙があふれていて。
あー、一緒の気持ちだ…って思ったら
そこにもグッときた。
そういう感情を分かち合える瞬間を感じられて
また涙がポロン。
…とかなんとか言いながら、間近で見える彼のツボの数々にはなぢを垂らしつつ。
(だって!手の血管とか筋肉とか、大好きな顎のラインとか
近いとすごく見えて、ドキドキするんだものー!)
お隣の人妻に告げるセリフの一言、ひとことを
脳内変換してはせつなくなり。
彼をはじめ、出演者皆さんに心からの拍手を送って
無事に終了。
「ありがとうございました」ってちゃんと小さい声で言いながら 深々と頭を下げる彼を見てると
演技する人、表現者としての熱い思いを感じて
またさらに感動(涙)。
ちょっと初日とお父さんの演技とか変わってた気がする。
でもそれでさらにわかりやすくなってような。
お母さんも。
セリフも微妙に違ってたかな?(とんだかな?)
うるうるしつつ、座席で帰り支度をしてたら
最近知り合ったお友達が私を見つけてくれて
わざわざ席まで来てくれた!
嬉しかった!
と、思ったら!
「26日に会えないから…」と 包みを渡してくれて!
「お誕生日おめでとう」って。
お仕事もあるしきっと毎日忙しいはずなのに…。
私なんかのためにー…。
可愛い手作りのキャンドル。
もったいなくて使えない(笑)
「おめでとう」って思ってくれる、その気持ち
やっぱりとっても嬉しくて。
今日は「ありがとう!」と嬉しいこといっぱいの日だった!!
駅までの帰り道。
品子が「よかった!ストレートプレイ観て初めて感動したよ!いい舞台だった」って。
品子は、いつも素直に感想をくれる。
きちんと舞台を観て、自分が感動した部分やセリフを
感じたままに話してくれる。
そこが好き。
そうして今観て来たものについて、話し合えるのが楽しくて。
開口一番、重箱の隅っこをつつくような、
話の筋や演技にまったく関係のない事を言い出す人がいるけど
私はちょっと苦手。
皆が「よかったよね」って言い合ってる中で
意見を言うのは別にいいんだけど
なんで「どうでもいい事」を言い出すんだろ。
完璧な舞台なんてないんだし、気になる事はあるのかもしれないけど
そういう事ばっかり言うのってどうなのかなあ…。
舞台や演劇、映画とかってどういうスタンスで観てるんだろ。
正直「感じる」ってこと、あるのかなって思ったり。
そういえばそういう人って「何かをほめる」っていうの聞いた事ないかも。
話すのも自分のことばっかりで、人の話キイテナイかも。
キャッチボールにならないんだよね。
でもそれも反面教師。
そうならないように気をつけて、
いいお手本がまわりにいっぱいいてくれるんだし
それを目指して私も日々精進!!
感じる心はいつも豊かに、そして敏感に、繊細にありたいから。
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