【カンボジア/リム・シーブラム6回戦!】

 

 7月28日(日)滋賀県大津のダイハツアリーナで行われた亀田ジムのプロデュースによる「3150(サイコー)Fight」にカンボジア人として日本のプロボクシング公式試合に歴史的初参戦したリム・シーブラム選手の試合結果報告です。

 

 相手は前評判も高く注目されている亀田ジムの秘密兵器の異名を持つ元極真空手ジュニア世界王者、森脇龍星選手。

 前回のプロデビュー戦ではタイの選手に豪快な2ラウンドKO勝ちしている強敵です。

 6回戦ながらも有名ラップ歌手とともに入場してくるという亀田ジムで最も期待されるホープということになります。

 

 対するシーブラム選手も5年ほどのクンクメール(ムエタイ)経験とアマチュアではカンボジア・フライ級ランキングの1位です。 

 しかしながらプロの国際式ボクシングではデビュー戦ということで、プロのガチのファイトは経験がないのは不安・・・ということで、前日に日本の選手からアマチュアでは禁じ手のクリンチはじめプロ独特のテクニックを急遽伝授いただくことができ、体調も万全で試合に望みました。

 

 長中距離からの得意の素早いジャブを連発する森脇選手に対して、シーブラム選手もファイティングポーズを素早く左右スイッチする得意の戦法で応戦、さすがの森脇選手もとまどっているようでした。危ないところでは覚えたばかりのクリンチもしっかり使っていたのも印象的でした。

 長期戦になるかもと思いましたが、3ラウンド目に森脇選手、さすがのラッシュで2度のダウンを奪われて残念ながらTKOで敗れててしまいました。

 しかし敗れはしたものの前向きで最後まで戦った姿勢には関係者たちからよい評価をいただきました、次につながる良い経験をシーブラム選手も積むことができたことでしょう。

 ブログご覧の皆さまも引き続き温かい応援よろしくお願いします。

 

カンボジア・プロボクシング・コミッション Cambodia Professional Boxing Commission (CPBC)

 理事・事務局長

 磯部正広 ISOBE Masahiro (Mashiro)

 

 

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