明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
今年は昨年末のゴーンさんの逃亡劇であっと驚かされ、年始にはアメリカとイランの紛争が勃発し世界が緊張しました。幸い大きな戦争にはならないと言うことでほっとしました。結果として茶番劇っぽい所があって、お互いに国内向けには強硬路線を唱っていますが出来レースという感じです。その方が世界のため両国民のために良いのですから結果オーライでしょうか。米中の貿易摩擦もそんな決着をしそうですから政治はつくづく妥協の産物だと感じます。
1.今年の世界経済・日本経済の行方=GAFAの変調?=
今年の世界日本の潮流は大きな変化はないようです。世界的な格差の拡がり、それを主因とする大衆迎合政治の蔓延、一方、AI・ロボット化は確実に進展するでしょう。しかしその進歩が社会経済にどんな影響をもたらすかは不透明です。
日本はいよいよオリンピックイヤーを迎えました。競技が始まり日本選手が活躍するとラグビーのように盛り上がってくるのでしょうが、前のオリンピックを知っている身としては、日本が置かれている環境も含めてワクワク感が無いですね。オリンピック後の景気減速が懸念されますが、アメリカの経済見通しが比較的強気なので全般的には悪い見通しでは無いとの意見が多いです。しかし、リーマンショックの何倍ものショックが起きると警告する投資家や専門家も少なからずいます。世界的な金余りのなかで大きく積み上げられた虚構とも言える金融資産がどこかのタイミングで崩れるのは十分可能性が有る話で、それが何時何処で何をきっかけとして起きるのかが分かりません。きっかけもなく自重に耐えきれず崩れるなんて事も有るかも知れません。
今年大きな潮流の変化があるとすると、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)と呼ばれる巨大IT企業が何らかの変調を来す可能性が有ると言うことです。既にいくつかの国ではこれまで逃れてきた課税をする方向で動いています。下手な国よりも大きな存在として恐れられているGAFAですが、これらの動きに対して自ら影響力を弱める動きも出ています。自ら企業分割して解体に向かうなどです。一方で傲る何とかは久しからずで、次のプレーヤーが現れるでしょう。それが日本から生まれるといいのですが期待薄です。教育を始め変えるところは躊躇無く変えていかないと手遅れになるところまで来ています。
2.経済為替の動向
原油価格は基本的な環境は変わっていませんので、地政学的、政治的な要因での上昇は予測できませんが、相変わらず50ドルから60ドルのボックス圏内で推移すると思います。下限は新興産油国の採掘コストで、上限はアメリカのシェールオイルの増産余力です。
為替も大きな経済変動要因も有りませんので100円台後半での推移を予想する声が多いです。アメリカの金利動向いかんとなります。
3.企業経営の課題
最近私共の事務所でもM&Aのご相談が多くなっています。周りでも多くなってきているということで以前に比べると会社を売り買いすることへの抵抗感は少なくなっているようです。折角育てた会社事業が後継者不在のため黒字でありながら廃業に追い込まれるのは残念です。それらの企業は地域社会や従業員にとっても大切な財産のはずです。M&Aによって会社が存続すればみんなにとって良いことだと思えます。当然ながら後継者がいて継いでいただけるのが最善なのですが居なければやむを得ないです。
一方で事業の拡大、異業種への進出多角化の為に積極的に企業買収に動かれる会社も有ります。最近では、新規開業起業の一つの形としてもM&Aが活用されます。
M&Aと言うと大きな案件を思い描かれるかもしれませんが、売買代金は1円から億単位までいろいろです。M&Aを仲介する会社も中小を得意とするところもいくつか有ります。弊社でも情報提供できますのでご相談いただければと思います。
今年も皆様の経営をサポート出来る事務所として精進して参りますので宜しくお願い申し上げます。
所長 嶋﨑吉弘
