試験が終わったんで、やっと本が読めます


 今日読んだのは


 「渋谷ではたらく社長の告白」


 起業の大変さが身にしみてわかる本でした


 上場する際に、藤田社長がある投資家に


 「225億資金を集めたということは、ベンチャーだから利回り10%として、22億5千万円くらいは利益出して欲しいね」

 と言われる行がありますが


 直近の決算での売上が4億5千万だった会社の社長としては、利益22億5千万は戦慄だったのではないでしょうか


 よく、原価計算の問題で「資本コストは10%」と何気なく書かれていますが、株主の要求に応えるというのはとんでもなく大変な事なんだなと実感しました


 上場後サイバーエージェントはネットバブルが弾けた煽りを受け、苦境に立たされますが


 そこでの社長の苦悩はなんとも人間くさく


 起業家は決して選ばれた人間ではない事を思い知らされます


 と言うことは誰にでもチャンスがあるってこと


 俺もチャンスをモノにしてやる~


 と妄想に耽る毎日です